はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

今年登った山を振り返りました(安達太良山・会津磐梯山)

2024-12-21 18:25:25 | 山歩き
今年は福島県の名峰2座に登りました。
安達太良山(あだたらやま)と磐梯山(ばんだいさん)です。

安達太良山 (6/11)

まず最初に登ったのは安達太良山です。
本当は磐梯山から登る予定で宿も取ったのですが、安達太良山のロープウェイが運休日だったので変更しました。

安達太良山が近づくと独特な山容が現れました。「乳首山」とも呼ばれているそうです。


登山口です。ここからロープウェイに乗りました。歩く人も多いのですが、二日間連続登山なので無理はしませんでした。


ロープウェイの下はスキー場になっています。しかし、ロープウェイは楽でいいですね(笑)


ロープウェイの終点から少し歩くと「この上の空がほんとの空です」という案内がありました。
詩人で彫刻家の高村光太郎が著した詩集「智恵子抄」に収録された「あどけない話」に由来するものです。


ほんとの空を見上げます。


頂上までは約1時間半です。


両側の木が日除けになって、歩きやすいルートでした。


平日でしたが、そこそこの登山者がいました。やはり人気の「百名山」なのでしょう。


ウグイスが姿を見せてくれました。


頂上が近づいてきました。


頂上付近に来ると景色が一変しました。


頂上直下にはハシゴもかけられています。


右手に見える景色です。下山はこちらを歩きます。


遥か遠くの方は福島市です。


頂上の下までやってきました。


ロープウェイのおかげでここまでは楽に登って来ることができました。


それでは頂上をめざしましょう。


頂上には石の祠がありました。


あちらに見える山は、翌日に登る磐梯山です。


遠くには東北の名峰が並びます。名前を教えてもらったのですが忘れてしまいました(笑)


頂上の上の空は、やはり色がちがいました。


これから歩く稜線ですが、実は私の大好きな大分水嶺でした。(この時は気付いてなかったのです。)


頂上から下りてきました。振り返ると、またちがった顔を見せてくれました。


牛の背(?)を進みます。


こんな所にもイワカガミが咲いていました。


そして、ここが爆裂火口です。


こわごわ覗き込む爆裂火口(沼ノ平火口)です。不思議な景色に圧倒されます。


ここが噴火したのは明治33年の事なので、そう遠い昔話ではありません。
大噴火により硫黄採掘所の72人が亡くなられたそうです。


風速10mを超える爆風が吹いていました。


頂上を振り返ります。


私たちは右のほうへ下りて行きます。


イワカガミの群生地がありました。


頂上(左のピーク)が少しずつ遠くなります。


左手に見える山は鉄山(?)でしょうか。荒々しい山肌をしています。


くろがね小屋まで下りてきました。耐震工事のため建て替えるそうで、営業はしていませんでした。


くろがね小屋の上に源泉があり、その温泉が翌日泊まる岳温泉の源泉でした。


タニウツギの咲く登山道を下山です。


くろがね小屋から登山口までの道が退屈で長い林道(一部旧道も)歩きでした。
しかも、ドロドロの箇所が沢山あり疲れました。

安達太良山は以前から名前はよく知っていた山なので、今回登ることが出来て良かったです。
景色も素晴らしく満足のいく山行となりました。



会津磐梯山 (6/12)

福島県の名峰2座目は磐梯山(ばんだいさん)です。
「会津磐梯山は宝の山よ〜」と民謡にもうたわれる福島県を代表する山といってもいいでしょう。
もちろん磐梯山も福田久弥の「日本百名山」の1座です。

磐梯山も登山ルートがいくつかありますが、今回は一番ポピュラーな八方台から往復することにしました。
平日でしたが、八方台登山口の駐車場にはそこそこの車が停まっていました。


7時30分、登山口を出発です。最初はブナ林の中のよく整備された道を登って行きます。


40分ほど歩くと中ノ湯に到着です。めざす頂上も見えました。


中ノ湯ですが、かつて温泉宿があった所で、施設が廃虚となって残っていました。


磐梯山は、1888年(明治21年)の噴火で山体崩壊が発生しましたが、その時から時間が止まったままです。


ここから本格的な登りが始まります。


時々視界が開けて景色が望めます。


今回の山行では、安達太良山でも磐梯山でもタニウツギがたくさん咲いていました。


弘法清水小屋の手前まで登って来ました。


頂上も見えましたが、まだ先のようです。


出発してから2時間15分、弘法清水小屋に到着です。名前の通り美味しい水が湧いていました。


登山バッジを購入しました。登山ユーチューバーあどちゃんの真似をしました(笑)


小屋の前からの景色です。こちらからは裏磐梯方面の景色が見られます。


大きな湖は桧原湖です。


向かいの山は櫛ヶ峰です。えぐれている所が山体崩壊のあった所です。136年前にはここに小磐梯山がありました。


ミヤマキンバイが咲いていました。


オダマキも咲いていました。頂上では珍しい花にも会えました。(それは次回に紹介します)


小屋から頂上までは急斜面の登りが待っていました。最後の登りは流石にきつかったです。


それでも、景色を楽しみながらゆっくりと登りました。


あと一踏ん張りで頂上というところまで登って来ました。なんとか頂上まで足も持ってくれました。


弘法清水小屋からのきつい登りをなんとか登りきって、ついに頂上に到着しました。
標高は1816mです。石の祠がありました。


楽しみしていた頂上からの猪苗代湖の眺めです。ちょっと霞んでいますが大満足の眺めでした。


反対側の景色です。頂上の少し下に休憩所のようなものがありますが、閉まっていました。


やはり猪苗代湖に目がいってしまいます。


スマホからの1枚です。


頂上は岩がゴロゴロしていましたが、そこにミヤマキンポウゲが咲いていました。


そして楽しみにしていたバンダイクワガタも咲いていました。


本当に小さい花でした。


ミヤマキンポウゲとバンダイクワガタです。


スマホからの1枚です。


ミヤマキンポウゲの群落もありました。


休憩所のところで昼食をいただきました。あとは無事に下山することです。


弘法清水小屋から先は、少し寄り道をしてお花畑を歩きました。


荒々しい風景を見ながら歩けます。


お花畑から頂上を振り返りました。


お花畑は思ったほど花は咲いていませんでしたが、レンゲツツジが鮮やかでした。


お花畑の途中で山体崩壊を実感できる場所がありました。


本来なら目の前にあった山が山体崩壊して、美しい裏磐梯の姿を造ったということがよくわかりました。
しかし、この噴火で477名の命が失われたことも忘れてはいけないことだと思いました。


しばらく進むとウラジロヨウラクが咲いていました。


ミヤマキンポウゲも咲いていました。


ここで磐梯山の頂上も見納めです。


黙々と下り中ノ湯あたりのイワカガミの咲いていた所まで戻って来ました。


白トビがひどいですが、マイヅルソウ(?)も咲いていました。


中ノ湯です。ここに温泉があれば間違いなく入ったことでしょう。


あとは駐車場までの道を20分ほど歩き、無事に下山することができました。


裏磐梯にある「磐梯山噴火記念館」あたりから眺めた磐梯山です。


スマホからの1枚です。


この日は安達太良山の麓にある岳温泉に泊まりました。とてもいい湯でした。

※登山日 2024.6.12

今年登った山を振り返りました(小野アルプス・高御位山)

2024-12-20 19:15:15 | 山歩き
小野アルプス (4/28)

ゴールデンウィーク前半の28日に兵庫県小野市にある小野アルプスにハイキングに行きました。
小野アルプスは標高100mから200mの山が連なる「日本一低いアルプス」と呼ばれています。
縦走コースは約8kmあり約5時間のコースタイムですが、アップダウンの繰り返しでかなり疲れそうです。
ということで、今回は最高峰の惣山とスリルの味わえる紅山の美味しいとこどりのコースを歩きました。

GWで晴天ということもあり、鴨池公園の駐車場は満車状態でしたが、かろうじてすき間に車を停めることができました。
しばらく歩くと、睡蓮の咲く池がありました。向こうに見えるような山が連なっています。


いよいよ登山道です。動物除けの柵があります。


この日は暑い日でした。ゆっくり歩いて1時間ほどで展望台に到着しました。


上まで登ってくるとツツジが迎えてくれました。


今回は縦走はしませんでしたが、こんな山をいくつも越えてくるようです。


次に向かう紅山も見えていました。


展望台から少し行くと小野アルプス最高峰の惣山(198,9m)に到着です。1989メートルではありませんよ(笑)


激下りが待っていました。


そして、紅山の下までやってきました。
途中で、「登るのは無理です」と引き返してきた家族づれに会いましたが、私たちは進みます。


下から見上げますが、なかなかの傾斜です。


登り出すと、岩も硬くてグリップも良く効くので、そんなに危険は感じませんでした。


我が登山隊です。今回は5人で登りました。


核心部の登りです。下に見えるのは山陽道です。


間も無く頂上です。紅山というのは岩に生えている苔が朱色なので、紅山になったとか。


全員無事に登り切りました。登り切ったところが紅山頂上です。
良い景色を見ながらお弁当を食べました。淡路島も見えていましたが、写真を撮るのを忘れました。


今回は惣山と紅山の2座だけです。下山の途中に紅山の岩場が見えました。


こうして見るとなかなかの角度なのがわかります。


あっという間に下山しました。そこには長閑な風景が広がっていました。


この日の活動データは、タイム03:24 距離4.9km のぼり265mでした。



高御位山 (6/3)

兵庫県加古川市にある高御位山(たかみくらやま)に登りました。
高御位山には昨年の4月にも登ったのですが、その時は成井登山口から表参道を往復しただけでした。
高御位山は播磨アルプスとも呼ばれていて沢山のコースがあります。
今回は鹿島神社の駐車場から馬の背を登る周回コースを歩きました。

鹿嶋神社駐車場から少し登ると、すぐにこんな岩場が始まります。


少し登ると、下に鹿嶋神社が見えました。申し訳ありませんが、ここからお詣りさせてもらいました。


右手の方には、これからめざす高御位山が見えました。


まだしばらく岩の道が続きます。


振り返ると加古川の工場群とその向こうには播磨灘と淡路島です。手前右手には山陽新幹線も見えました。


馬の背という名前通りの道でした。気持ちの良い登山道でした。最後にまたきつい岩場が見えています。


スタートから50分ほどで稜線に到着です。


稜線歩きは楽しいですが、アップダウンもあります。


稜線上にもこんな岩場があります。


歩いてきた道を振り返ります。出発点は左上の集落の所です。


ところどころにササユリが咲いていて疲れを癒してくれました。


いよいよ頂上です。稜線に出たところから約1時間でした。


わかりにくいですが頂上標識です。高御位山の標高は304mです。


頂上には大きな磐座があります。


前回は曇り空だったのですが、今回は良い天気で展望も良かったです。このあと下りていくあたりです。


播磨灘の先には小豆島も見えました。


加古川の市街地方面です。遠くには明石海峡大橋も見えました。


頂上には高御位神社が鎮座します。


お地蔵さまにも感謝です。


頂上でおにぎりをいただいて下山開始です。頂上の磐座を見上げながら下りていきます。


下から見上げる磐座は城壁のように見えます。


滑りやすい所もあったので慎重に45分かけて長尾登山口まで下りてきました。頂上がすぐ近くに見えます。


出発点の鹿嶋神社までは舗装路をてくてく歩きます。馬の背ルートも見えていました。


右手には今日歩いたルートを望むことが出来て面白かったです。


そしてゴールの鹿嶋神社の大鳥居です。


天気にも恵まれ(適当に曇ってくれました)、ちょとスリルも味わえ、展望を楽しみ、時間的にもちょうど良い山行でした。

今年登った山を振り返りました(葛城山・入道ヶ岳)

2024-12-19 19:20:00 | 山歩き
葛城山 (5/8)

ツツジの美しい葛城山に登りました。


往路は天狗谷道を登りました。頂上までのコースタイムは2時間です。
この日は天気は曇りの予報でした。金剛山の方向が雲に覆われていました。


そして2時間後頂上付近に到着です。黙々と登ったので写真はありません(笑)
奈良県側の景色です。大和三山も良く見えました。


少し登れば頂上です。標高は958mで大阪府の最高峰です。


大阪湾から淡路島までよく見えました。


大阪市内も良く見えました。


頂上から少し下がると、お目当のツツジの群生地です。


咲きたてホヤホヤという感じでした。


まだ蕾のものもありました。


こちらは満開のツツジです。


そして全体が見渡せるデッキからの眺めです。


葛城山にツツジを見に来たのは6年ぶりです。前回はロープウェイで登りました。


この日も歩いて登ってこられた方や、ロープウェイで登ってこられた方々でツツジ園は大にぎわいでした。


金剛山と満開のツツジを眺めながらベンチでおにぎりを頬張りました。


下山はこのツツジ園を下りていった先にあるダイヤモンドトレールを下りて行きます。そろそろ下山としましょう。


こちらは一段と色鮮やかなツツジです。


少しずつ下の方へ歩いていきます。


角度を変えながらツツジが楽しめます。


今ツツジが咲いている所は、秋にはススキ原になります。名残のススキも見えます。


一面が赤い絨毯です。


赤い絨毯の中をゆっくり下りていきます。


ピンク色多めです。


こちらは葉が多めです。


もうすぐ一番下の所です。


見上げるても良い景色です。


ツツジ園は多くの人で賑わっていました。


写真はありませんが、このあとダイヤモンドトレールを水越峠に下りていきました。
この日の歩いた距離は7.8km、のぼり654mでした。



入道ヶ岳 (5/22)



鈴鹿セブンマウンテンの一座の入道ヶ岳に登ってきました。
標高は906mですが、急坂が続く登山道はなかなか手強かったです。

登山口には椿大神社(つばきおおかみやしろ)があり、入道ヶ岳は椿大神社のご神体でもありました。


椿大神社が伊勢国一の宮というのも初めて知りました。


椿大神社でお詣りを済ませたら、いよいよ登山の開始です。右が北尾根ルートです。
今回は左へ進んで井戸谷コースを登ります。


いきなり急坂が始まりました。


次は谷に沿って登って行きます。ここはヒルの名所のようなので要注意です。
今回もMさんと登りましたが、ヒル除けの「ヒル下りのジョニー」を持ってきてくれました


ロープも張られていますが、そんなに危険な所はなかったです。


いつの間にやら水の流れもなくなり、沢の源頭のような所をつめて行きます。


視界が開けて振り返ると、下界の景色が見えましたが、この日は本当に残念な天気でした。


稜線まではまだ距離があるようです。


最後にまた急登が待っていました。


振り返ると、登ってきた沢ごしに景色も広がりました。


稜線に出るとあとはなだらかな道が頂上へと続きます。春には馬酔木が綺麗な道だそうです。


左手には伊勢湾の素晴らしい絶景のはずでしたが、天気ばかりは仕方がありません。雨が降らなかっただけよしとしましょう。


頂上の鳥居が見えてきました。


やっと頂上に到着です。登山口から2時間でした。


楽しみにしていた頂上からの眺めですが‥。入道ヶ岳より高い御在所岳や鎌ヶ岳も雲の中でした。


南の方向には、見覚えのある山のようですが?


せっかくなので、少し奥にある椿大神社奥宮にもお詣りしました。


下りは二本松尾根ルートを下りました。こちらもなかなかの激下りでした。写真は1枚だけです。


標高は900mほどの山で、初心者向きと書かれていますが、急登ばかりのなかなか手強い山でした。
おかげで筋肉痛が2〜3日続きました(笑)
今回は天気もですが、この時期は咲いている花も少なくて、そちらも少し残念でした。
鈴鹿セブンは、これで4座です。残るは3座ですが、藤原岳や雨乞岳など手強そうな山が残っています。

今年登った山を振り返りました(光城山・長峰山)

2024-12-18 19:15:15 | 山歩き
光城山(ひかるじょうやま) (4/19)

光城山は長野県安曇野市にある山です。


光城山は桜の名所としても知られるところで、以前から行きたかった山です。
桜の時期は駐車場も混み合うとのことなので、前日の夜に大阪を出発して夜中の1時45分ごろに駐車場に到着しました。
さすがに夜中ということで、駐車場には5台ほどの車が停まっているだけでした。
ところが、3時間ほど仮眠をして目を覚ますと、上の駐車場はほぼ満車になっていました。
この日は光城山の桜が満開になってから初めての晴れの予報だったようで、予想通りの混雑でした。

6時20分登山口を出発です。天気予報は晴れでしたが、どんよりとした天気でした。


それでも上空には青空が広がっています。


光城山で楽しみにしていたのは桜もですが、雪の北アルプスの眺めです。


しかし、こんな感じでした。見えているのは常念岳です。霞んでいるのは黄砂の影響のようです。


朝の7時ですが、たくさんの人が登っていきます。もっと早くから登っている人も多かったです。


登山道の桜はまだ暗いですが、安曇野は明るく輝いていました。


ヒトリシズカが咲いていました。


頂上手前の桜がいっぱいの広場が見えてきました。


登山道には1500〜2000本の桜が植えられているそうです。


特に頂上付近は桜が密集していました。


ライトアップもされるようで、夜桜も素敵だと思います。


桜の間から雪の北アルプスが見えましたが‥。


桜並木の中を進みます。


今年もあちらこちらで桜を楽しむことが出来ました。


今年はどうやらこれで見納めになりそうです。


頂上は近いです。


朝日を浴びて輝く桜の大木です。


頂上に到着です。


常念岳はあいかわらず霞んでいます。


頂上には透明の案内板がありました。風景をあてはめてみました。


光城山は標高912mですが、登山口が500mほどあるので、実質400mほどの登りです。


青空に白い雲が美しいのですが、その下は黄砂で霞んでいました。


頂上には光城址がありました。光城山の名はここから来ています。初めて聞きましたが、光氏の城だったようです。


楽しみにしていた頂上からの桜越しの雪の北アルプスです。ちょっと冴えませんが、一応目的は達成です。




長峰山 (4/19)

光城山からは隣の長峰山へ向かいました。
長峰山までは約1時間ほどです。ほとんど平坦な道(車道もあります)を歩きます。

長峰山の頂上にある展望台が見えて来ました。(桜の後ろです)


頂上にはこんなモニュメントがあります。(私には鉄人28号っぽく見えます)


長峰山も桜が満開でした。


モニュメントの向こうには常念岳が見えます。朝よりはマシになった感じです。


展望台に上がりました。


楽しみにしていた常念岳と安曇野の風景です。スッキリはしませんが見えただけでも好しとしましょう。


犀川と穂高川の合流付近です。


かろうじて残雪の蓮華岳が見えますが、その先の後立山連峰は見えませんでした。


実はここに来たのは2度目です。前回は車で頂上まで上がって来ました。しかし、北アルプスは雲の中でした(笑)


大王わさび農場のあたりです。


展望台から下りてきました。


桜ごしの常念岳が綺麗でした。


桜ごしの安曇野も綺麗でした。


モニュメントと展望台です。


まだ10時前でしたが、早朝からの行動だったので昼ご飯にしました。


桜を眺めながらのコーヒーも美味しかったです。


少し早めの昼食を食べ終えて再び常念岳方面を眺めると、北アルプスがはっきりと見えてきました。
わずか30分ほどの間で、風景が激変したようでした。

低く垂れ込めていた雲がなくなりました。


風も吹いていたので、黄砂も吹き飛ばしてくれたのでしょうか。


再び展望台に上がりました。


常念岳もすっきりと見えていました。


常念坊の雪形も良く見えます。


拡大しました。


蓮華岳もすっきりしてきました。


本当に長峰山からの展望は素晴らしいです。


とはえ、まだ黄砂が残っているような感じです。


同じような写真を何枚も撮ってしまいました(笑)


常念岳は、その頂に3度も立っているので思い出深い山の一つです。


蝶ヶ岳から常念岳の稜線歩きも懐かしいです。


常念岳から大天井岳に続く稜線もよく見えました。


モニュメントも万歳をしているようです(笑)


満開の桜と残雪の北アルプスです。


なんといっても青空が素晴らしかったです。


言うことなしです。


ブラタモリでタモリも立ったお立ち台?です(笑)


後立山連峰はあいかわらず蓮華岳までしか見えませんでした。


長峰山まで足をのばして本当に良かったです。


生駒山へハイキング(頂上から宝山寺へ)

2024-12-17 19:15:15 | 山歩き
大阪を代表する低山の生駒山(642m)にハイキングに出かけました。
酷道で有名な308号線を登って暗峠をめざしました。

暗峠に到着しました。石畳の道も国道308号線です。


暗峠は大阪府東大阪市と奈良県生駒市の県境です。


この街道沿いに江戸時代には茶店が立ち並んでいたそうです。


今回は奈良には行かずに、この道を通って生駒山の頂上をめざします。


頂上への道は「信貴生駒スカイライン」と付かず離れずといった感じです。


笹のトンネルを行きます。ちょうど大阪府と奈良県の境になっています。


展望の広がるパノラマ駐車場に到着しました。
10月に「紫金山・アトラス彗星」を撮りに来た時にも立ち寄ったところです。もちろん車で来ました。


遠くには明石海峡大橋も望めました。


信貴生駒スカイラインを渡ります。


しばらく歩くと頂上付近の電波塔が見えて来ました。この電波塔は大阪市内からもよく見えます。


頂上遊園地に到着です。遊園地は冬期休園でした。
普段なら子どもたちの声で賑わう場所ですが、この時期はひっそりとしていました。


生駒山の一等三角点です。642mって東京スカイツリーより8m高いだけです(笑)


遊園地の汽車ポッポの中にあります。


この日は頂上で5度ぐらいの気温でした。やはり暖かいカップラーメンが美味しかったです。

ラーメンを食べ終えたら下山です。宝山寺をめざして下りて行きました。


宝山寺です。生駒の聖天(しょうてん)さんともよばれています。


般若窟と呼ばれる巨岩が大迫力です。


ちょうど鳥居の大しめ縄の取り付けの準備をしているところでした。


毎年12月16日(私たちが訪れた翌日)に取り付けるそうです。


宝山寺からはケーブルカーで下山しました。
生駒山ケーブルカーは、日本初のケーブルカーとして1918年に鳥居前から宝山寺までが開通したそうです。


生駒駅からは近鉄奈良線で車を置いている枚岡神社まで戻りました。

昔からの街道を歩き、頂上からの展望を楽しみ、宝山寺にお参りと短時間でしたが内容の濃い山旅になりました。

※登山日 2024.12.15