はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

糸魚川まで足をのばしました

2016-10-04 21:07:07 | 美酒と美食
話が前後するのですが、八方尾根から下山したあとは、先ずは温泉に向かいました。白馬山麓にもたくさんの日帰り温泉施設ができたものです。その昔、八方によくスキーに行った頃には無かったと思うのですが…。今回、入ったのは「みみずくの湯」です。他には「八方の湯」や「倉下の湯」などがあるのですが、入ったことがあったので、「みみずくの湯」に行くことにしました。浴槽からは白馬三山の眺めを楽しめると書いてあったのですが、残念ながら雲がかかって上の方は見えなかったです。そのかわり、すぐ横でコンバインで稲刈りをする景色が見られました。お湯はやわかいお湯で、なかなか気持ちが良かったです。(写真はありません)

その日は、山小屋泊まりを予定していたので泊まるところがありません。地図を見ていると、糸魚川までそんなに遠くありません。「そうだ、糸魚川の「すし活」に行って美味しいお寿司を食べよう。」と決めて、さっそく糸魚川のホテルに電話です。ラッキーなことに部屋が取れたので、すぐに出発しました。白馬から糸魚川までは1時間半ぐらいです。
そして、さっそく「すし活」へ向かいました。月曜が定休日というのは調べていましたが、店に着くとなんと「臨時休業」のはり紙があるではありませんか。ガックリでした。
ところで、「すし活」というのは、昔から愛読している「YASUHIROのマウンテンワールド」というHP(知る人ぞ知る)によく登場する店なんです。

ということで、気を取り直して別の店に行くことにしました。糸魚川駅の近くまで歩いて「志乃」というお店に入りました。まずはビールを注文して、おすすめのおつくりをお願いしました。(スマホで撮影)


どうですか。アカイカ、スズキ、サバ、名前を忘れましたが美味しいおさしみが出てきました。ここで、地酒の登場です。店と同じ名前の志乃を頼みました。すると、杯が二つ出てきて、飲み比べるそうです。ひとつはガラスで、もう一つは翡翠です。さすが糸魚川ですね。もちろん翡翠の杯で飲んだお酒がおいしかったです。口当たりが良くなるような気がしましたが…。


店の大将と話をして、糸魚川のことをいろいろと教えてもらいました。新幹線は通るようにはなったものの、その効果はあまりないような感じでした。みなさん糸魚川で降りてお寿司を食べましょう。
次は、にぎりをお願いしました。もちろん、それに合う地酒もです。


どうですか。細かい説明はしませんが、もちろん美味しくいただきましたよ。やっぱりネタが新鮮なんですね。お酒もおいしいのは、ここが新潟県だからですよ。

昨年の6月9日にも富山の魚津でお寿司を食べた話をしましたが、北陸で食べるお寿司はやっぱり美味しいです。お酒も北陸の地酒はまちがいがありませんね。

紅葉の八方尾根に行ったのですが、こんなおまけがあったんです。今日は、ほんまに「旅日記」なりました。

どえりゃ~旨い名古屋めしの巻

2016-07-05 17:00:00 | 美酒と美食
またまた名古屋に旅してきました。今回のメインは、ナゴヤドームでの阪神タイガースの応援ですが、「名古屋めし」を食することも名古屋へ旅する目的の一つなんです。

新幹線で名古屋駅に着いて早速向かうのは、地下街にある「矢場とん」です。


今回は、串カツを食することにしました。ビールによく合います。(まだ、11時半ですが)


連れあいさんは、みそかつ丼です。


ところで、この「矢場とん」ですが、なんと先月に大阪にもオープンしたそうです。近々食べにいきたいと思います。


今回の名古屋ツアーですが、「虎キチ町の応援団」の愉快な仲間たちとのツアーです。(野球の話は、後日にして…)
野球観戦のあとは、ご一行様がお楽しみにしている「名古屋めし」の王者?「蓬莱軒」のひつまぶしです。
いつもは、熱田神宮のお店に行くのですが、今回は松阪屋に入っているお店にいくことにしました。
5時半頃に到着したのですが、いつものごとく長い行列ができていました。(蓬莱軒でひつまぶしを食べるのは本当に大変です)


美味しそうな、ひつまぶしですね。ところがわたくし、野球を見ている頃から頭痛がはじまり(野球のせいではありませんが)食欲もありません。ビールも飲めない状態です。(これは重症ですね!)せっかくの「名古屋づくり」なのに…。


ひつまぶしの食べ方ですが、一膳目はそのまま、二膳目は薬味を加えて、三膳目はお茶漬けで、最後は好きな食べ方でとなっています。写真は薬味を加えたところです。次回はしっかり体調を整えて行くことにします。




さて、二日目は明治村を訪れたあと、犬山でお昼ご飯をいただきました。行ったのは味噌田楽の「松野屋」さんです。知る人ぞ知る名店のようで、地元の人が多いお店です。


この豆腐田楽は実にうまかったです。ビールにも合います。(体調、復活しました!)
田楽ですが、一本一本丁寧に串に刺して焼いているようです。いい焼き加減です。


田楽定食にしたので菜飯もついています。容器も歴史を感じさせます。


単品で頼んだ肉田楽や芋田楽も絶品でした。(たにしもありましたが、パスしました)



今回、体調を崩したため楽しみにしていた「風来坊」の手羽先は食べられませんでしたが、帰りの新幹線では地雷也の天むすや豆狸のいなり寿司などもいただき、十分に「名古屋めし」を楽しむことができました。

それにしても、名古屋の味は、味噌抜きにして語ることはできませんね。信長や家康の頃からの歴史ある食文化ですよね。
なぜか、ショーウインドウのオムライスにかかっていたデミグラスソースまで味噌ダレに見えてしまいました。

うま酒のお話

2016-02-01 20:23:00 | 美酒と美食
万葉集の額田王の有名な歌に、「うま酒 三輪の山 あをによし …」 反歌「三輪山を しかも隠すか 雲だにも 心あらなも 隠そうべしや」という歌があります。
 (山の辺の道 三輪山と額田王の歌碑 2015.7.10)

この「うま酒」というのは三輪の枕詞なのです。「うま酒」が枕詞ということは、お酒と三輪との関係の深さを表していると言うことですね。

奈良方面に行ったら、ちょっと足を伸ばして三輪の「今西酒造」のお酒を買ってくるのが習慣になっています。(昨日の日曜日も、奈良の二月堂に行った帰りに寄ってきました。ちょっと距離はありますが…)
 (今西酒造本店)

その「今西酒造」のホームページには、三輪とお酒の関係が詳しくかかれています。
「酒造りは三輪の地からはじまったといわれています。三輪は古来から「三諸山(みむろやま)」と呼ばれ、「みむろ」は酒のもとという意味があるともいわれています。日本書紀によれば、第10代崇神天皇の時に疫病が流行り困っているときに、大物主大神が夢枕にあらわれ、その言葉通りに酒を造って奉納すると、疫病が治まったということです。」
なるほど、三輪と酒造りにはこんな歴史があったのですね。

ところで、「杉玉」はご存知ですか?造り酒屋の軒先に吊してあるものです。
 (杉玉です)

「今西酒造」のホームページには、この杉玉も三輪が発祥の地と書かれていました。HPによると、
「杉玉は大神神社から全国の酒蔵に届けられいます。その証に杉玉の下に吊されている札を見ると、全国どこの酒蔵でも「三輪明神・しるしの杉玉」と書かれています。」
と、ありました。今度どこかで確かめてみたいですね。ちなみに、新玉は「新酒が出来ましたの合図」だそうです。

さて、今回いただいたのは、「三諸杉 吟醸初しぼり 無濾過生原酒」というお酒です。


もちろん、うまい!です。
ビールもワインもウイスキーも好きですが、日本酒も美味しいですね。(結局、酒ならなんでもOKということ?)

※今西酒造には、JR桜井線の三輪駅から、車なら大神神社の駐車場から歩きましょう。私は、伊勢街道を歩いている時に見つけました。(神のお告げがあったかも)

「おいしい葡萄の旅」で、おいしい博多をいただく

2015-07-06 18:28:37 | 美酒と美食
博多には、サザンオールスターズのライブが主目的で行ったので、あまりブラブラする時間はありませんでした。それでも、せっかく博多まで行ったので、おいしいものもいただきました

博多の名物料理といえば、水炊き・もつ鍋・博多ラーメン・いか活造り・辛子明太子、等々ありますが、今回はイカとラーメンをいただきました

いか活造りは、稚加栄(ちかえ)という店でいただきました。この店は辛子明太子も販売しています。前回、博多に行ったときもこの店で食べました。20分ほど並んでから店に入ると、生け簀でいかが泳いでいるではありませんか。もうこれしかありません!
(本日はヤリイカが入荷しております)
「イカください。」「1人前2800円になります。」「これって、呼子のイカですか。」「そうですよ。」そして、出てきたイカは、透明感あふれるイカでした。
(透き通ってる!イカがですか?)
味はもちろん言うこと無しです。こりっこりです!ミミとゲソは唐揚げにしてもらいました 

もう一つは、一蘭(いちらん)のラーメンです。ライブが終わって店に着いたのが、夜の10時半ごろでしたが行列が出来ていました。
(一蘭 本社総本店)
(とんこつラーメン)
注文するときにアンケート用紙みたいに各項目に○をしていきます。もちろん、おいしいラーメンでした 
この店の2階は、味集中システムといって、カウンター席なのですが、隣との間に仕切があるのです

今回は、サザンのライブでかなり疲れていたので、ラーメンを食べ終わるとホテルに直行しました。元気だったら、やっぱり屋台に行きたかったですね

旅をして、そこの地料理・地酒を味わうことも、旅の楽しみのひとつですね。料理も酒も、その土地の「歴史と文化」だと思っています。食べているときは、そんなに大袈裟に考えて食べていませんが…
今回の博多も「うまかよ~!」でした

ソムリエさんが選ぶワインは美味しかったです

2015-06-22 20:18:18 | 美酒と美食
関西美酒倶楽部の2回目の集いは、ビストロでいただくワインでした (関西美酒倶楽部は会員4名の会で、うち1名はお酒が飲めません 前回は3月に日本酒の蔵本に行きました。)
今回の会場は、心斎橋にある某ビストロです。関西美酒倶楽部の仲間の行きつけのお店です。
ワインは、ソムリエさんが選んでくれます。(とても素敵なソムリエさんです。)まず、はじめにいただいたのが、こんなワイン 美味しい

ワインも美味しいですが、お料理も美味しいです

白ワインを2種 もちろん、お料理に合わせたワインです。これまた美味しい

肉料理には、赤ワイン これが最高

ローヌやったかな まあ、美味しかったらいいのです

デザートも美味しかったです (ラム酒が燃えています。)デザートワインもいただきましたよ

ということで、ミュスカデ?やシャルドネ?ワインの名前はほとんど覚えていませんが、美味しいワインをいただくことができました
家で飲んでいる1000円前後のワインとは、確かに違いました (当たり前ですが。)