はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

八ヶ岳にテント泊登山に行きました(2)

2024-09-07 18:15:15 | 山歩き
赤岳山荘の駐車場から北沢コースを歩くこと2時間40分で赤岳鉱泉に到着しました。
もうクタクタでした(笑)

時刻は10時前です。山が見えていましたが、雲が多いようです。


山小屋の上に見えているのは阿弥陀岳のようでした。


今回は赤岳鉱泉のテント場にテン泊します。テント泊は予約なしでもOKです。


お昼ご飯にはまだ早いですが、迷いそうなメニューです。


ドリンクも充実していて嬉しくなります。ちょっと一杯やりたいところですが、まだ登るので我慢です。


受付を済ませてテントの設営です。早い時間なので場所は選び放題でした。
左がAさんのテント、右がMさんのテントです。今回はMさんのテント(3人用)に居候です(笑)


テントの設営も終わったので、今日は硫黄岳をめざします。
山小屋の地図では硫黄岳登頂コースが約3時間になっていましたが、これは健脚者用のCTではないでしょうか。


硫黄岳をめざす途中の写真はありません。展望の無い林の中のジグザグ急坂を黙々と登りました。
この道は18年前にも歩いたのですが、全く記憶に残っていませんでした(笑)

赤岳鉱泉から1時間45分で赤岩ノ頭に到着しました。頂上まではあと20分です。


横岳の岩壁でしょうか。雲がかかって幻想的といえば幻想的ですが。


稜線を行く登山者も見えました。


雲も多いし、硫黄岳には登ったことがあるので、頂上へは二人で行ってもらいました。
登ったことがあるというのは言い訳で、実は脚にきていました。下山を考えて無理は禁物です。


このあと雨が降り出しました。それも結構本降りになってきたので、急いで雨具を身につけました。


下山の途中で雨が上がり、展望が開けた所から赤岳が姿を見せてくれました、


赤岳の頂上は、どちらから登るにしても最後は急登が待っています。


横岳の岩壁群も見えました。大同心や小同心という岩登りの世界です。


1時間半かけてテントに戻り少し休憩しました。5時半ごろにはすっかり青空が広がり横岳も綺麗に見えました。


夕方を迎えて本来なら夕食作りの時間ですが、今回は荷物の軽減で赤岳鉱泉でいただくことにしていました。


赤岳を眺めながら赤岳鉱泉の食堂に向かいます。


明日は登れるでしょうか。すでに脚は限界のような気がしています。この日は約2万歩歩きました。


明日は天気が良さそうです。実はこの夜の星空は素晴らしかったです。
三脚を持ってくればと思いましたが、とても無理です。


そして楽しみにしていた夕食はステーキでした。(赤岳鉱泉はステーキが有名ですが、いつもステーキとは限りません)


もちろん生ビールも美味しかったです。マムートのジョッキは涸沢小屋を思い出します。


しかし、山小屋でステーキに生ビールなんて贅沢なことです。昔は山小屋の食事といえば・・・でしたが。

こうして1日目は終了しました。
まだ19時30分でしたが、シュラフに潜り込みました。
やはり山の中は寒かったです。

※登山日 2024.9.4