はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

丹波で中央分水界と山城を眺めました

2021-02-04 20:05:05 | 分水嶺の旅
福知山城を楽しんだあと、帰り道に丹波市の名所(あくまで私にとっての名所ですが)を訪ねました。
まずは日本一低い中央分水界のある石生(いそう)です。
石生には、一度訪れたことがあるのですが、「中央分水界」好きの私としては、近くまで行ったのに訪れないわけにはいきませんでした。


この道路が「分水界」です。ここは日本一低い分水界なのです。




説明板です。




日本海に流れる水と、瀬戸内海に流れる水が分かれていきます。




またまた案内板です。




日本海に流れる川はやがて由良川になります。瀬戸内海に流れる川は加古川になります。ただしどちらの川も、ここが源流ではありません。




大分水嶺は、そこを境に気候も文化も分けるのですが、ここの分水嶺はそんなことには関係ないようです。




次の訪れたのは、明智光秀ゆかりの黒井城です。
福知山線では、石生駅と黒井駅はとなり駅です。
光秀の丹波攻略では、最も苦労したのが黒井城攻めのようでした。

麓の町から眺める黒井城です。典型的な山城です。




頂上付近に石垣などが見えます。ここにも行きたかったのですが、頂上まで50分とあったのでやめました(笑)武装してここを攻めるのは至難の業でしょう。




丹波平定のあと、この城には光秀の家臣の斎藤利三が入りました。その娘、お福(後の春日局、徳川家光の乳母)は、この地の生まれだそうです。




明智光秀ゆかりの福知山城、黒井城と今ホットな話題のお城や、大好きな分水嶺も訪れることができ楽しい旅になりました。

※訪問日 2021.1.31


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