昨日の参議院における証人喚問を車中で聴いておりました。衆議院で行われたときも思ったのですが、この程度の人物が多額の資金を集め得たことが未だに信じられません。「年金を他人任せの無責任」でも書きましたが、資金を託した方もどうかしていたのではないかと思います。聞けば、依託した年金基金には多くの天下り官僚がいるとのことです。この程度の人物であることを見抜けないと言うことは、彼らも同程度のものだと言うことでしょう。それとも何か別の力が働いていたのか・・・。
喚問中、虚偽と水増しの違いを問われて、「虚偽は悪意があるが、水増しは悪意が無い」との証言に至っては、笑止千万というべきです。まるで叱られた子供の言い訳にも等しいと思います。このような言い訳がまかり通るならば、世の中の犯罪と言う犯罪は無きに等しくなってしまいます。
また、「損失を取り戻す自信があった。」との証言については、そのような自信があるのならばご自身の資金でやれば良いではありませんか。何も他人様の資金を使う必要はありません。元証券マンであった訳ですから、そのような自信家の顧客が破産していく姿を数多くみてきたことでしょう。このことは、そもそも騙す心算であったことを自白しているのに等しい証言です。そうでなければ、単なるギャンブラーであることを意味します。
<参考> 「株価予測システム」 「株価予測システム-その2」