さすがに「節電器」を販売しているところはなくなったものと思っておりましたが、未だに販売しているところを見つけました。Webサイトをみてみますと、家庭用の小型のものから工場向けの大型のものまであるようです。そして納入先には、例の如く官公署や大手メーカーのオンパレードです。そして注目すべきは、太陽光発電とセットで販売されていることでしょうか。
そもそも高圧受電している需要家に節電器が導入される意味が分かりません。もしどうしても電圧を下げたいのであれば、変圧器のタップを変更すれば事足ります。電気主任技術者は何をしていたのでしょうか。このような業者のホームページに納入先として掲載された会社(会社側の許諾を得ているのかどうかは不明ですが)こそ哀れというべきか?
今回は、たまたま見つけたのですが、まだ他にも存在するでしょう。これらの業者が悪徳業者でないことを祈ります。