山浦清美のお気楽トーク

省エネ、農業、飛行機、ボウリングのことなどテーマ限定なしのお気楽トークができればと思っております。

飛行機の日

2024-12-17 | 大空への憧れ
 12月17日は「飛行機の日」だそうです。由来は1903年12月17日にライト兄弟が動力による初飛行に成功したことにあるそうです。
 人はギリシャ神話のイカロスの如く大空を自由に飛翔することに憧れていたと思います。かのレオナルドダヴィンチもその一人でしょう。しかし、鳥を模倣しても人間の筋力では到底叶わないことでありました。
 それでも空に舞い上がりたいという人間の願望は気球を発明しました。有人の初飛行の記録が残っているのは1783年(1709年説もあり)とあります。気球は謂わば風任せということもあり、自由に飛び回るというまでには至りません。その後、大型飛行船(動力付き)の登場により、大陸間移動が可能になるまでに至りましたが、1937年に発生したヒンデンブルク号の爆発事故により急速に衰退していきました。
 一方、グライダー(滑空機)の初飛行は動力飛行機に先立つこと50年の1853年となっております。これも鷹やトンビなどの大型の鳥が滑空しているところからの発想からできたものだと思われます。しかし、グライダーは動力を持っていないので、高度差を利用して前進スピードを得るしかありません。また自力で上昇することはできず、そのためには上昇風を掴まえる必要があります。このようにある程度の制限を受けるものの自由に飛翔する手段を手にしたと言えるでしょう。
 グライダーが原型となり、これを何とか鳥のように自力で離陸し上昇出来るようにしたいといった涙ぐましい努力が始まります。動力で鳥の羽ばたきを模倣したものの、その場で暴れまくってしまったりという映像のように大変難しいものだったのでしょう。
 ライト兄弟が凄かったのは動力を翼の動きに使わなかったことでしょう。翼はグライダーのように固定し、推進力だけをプロペラを用いて得るようにしたことだと思います。この方法だと例え小さな力でも持続的に加速(抗力と拮抗するまで)することにより離陸可能なエアスピードを得ることが可能になります。

 とまぁ、久し振りに飛行機ネタを書いております。実は飛行機の日などというのがあることすら知りませんでした。ライト兄弟の伝記は小学校の時に読んで感動した記憶がありますが、その内容はすっかり忘れてしまっております。その切っ掛けとなったのはカーナビです。ナビを起動すると当日が何の日だということを勝手に知らせてくれます。何時もは「ふーん、そうなんだ」くらいに聞き流してしまうのですが、今日は何となく気にかかってしまい、この記事を書くに至っているということなのです。

 昔、空に憧れていた時期もあったというのに、ここ十年以上旅客機を含め飛行機に乗っていません。調べてみたら2011年10月6日が最後でした。あんなに飛ぶのが好きだったのにどうしてしまったのでしょうか。空に対する関心が薄れてしまった訳ではないのですが・・・。どういう心境の変化があったのか自分でも分かりません。
 振り返れば我が人生突然やめてしまうことがあったような。別にドクターストップが掛かったということでもないのですが、40才台で喫煙、60才台で晩酌を突然やめてしまいました。煙草はそれまで何度も禁煙にチャレンジしても出来なかったのですが、ある日突然吸いたくなくなりました。晩酌も似たり寄ったりです。
 どうも移り気な性格では片付けられないようですし、結局理解不能ということで(笑)

 これからも偶には飛行機ネタを投稿したいと思っておりますので、お付き合いの程よろしくお願いします。


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