山浦清美のお気楽トーク

省エネ、農業、飛行機、ボウリングのことなどテーマ限定なしのお気楽トークができればと思っております。

「協生農法」をやってみます!

2023-12-11 | 農業
 先日SNS等で「協生農法」というのを見掛けて気になってググってみましたら、「協生理論学習キット」と「協生農法実践マニュアル」というのがあり、何れも無料ダウンロードできるとのことで早速読んでみました。

 以下、協生農法実践マニュアルP7からの引用ー
「1-1.協生農法の定義
 協生農法とは、無耕起、無施肥、無農薬、種と苗以外一切持ち込まないという制約条件の中で、植物の特性を活かして生態系を構築・制御し、生態学的最適化状態(生態最適)の有用植物を生産する露地作物栽培法。」
 ー以 上ー

 この定義からすれば私が取り組んでいる「自然農」とほぼ同様の栽培法のように思われます。そこで各論を含めもう少し読み進めてみましても大きな相違点は無いように思えます。混植密生栽培法にしても福岡正信さんの粘土団子の手法に見られますし、自然農でも普通に行われている手法です。
 しいて挙げれば落葉低木(果樹など)を1.5メートル間隔で植えることでしょうか。これにしても自然農では畑に果樹を植える例はあります。私の畑にも所々ではありますが、柿、レモン、無花果、アーモンド、プルーン、フェイジョア、グミ、茶の木などを植えており、高木の株元には生姜やミョウガなどを植えておりますので違和感はありません。より積極的に落葉低木を活用しようということなのでしょう。
 その効用としては半日蔭を多くし、鳥や昆虫を誘引しその排泄物等から養分が得られ、より深い土中から栄養分を汲み上げ落ち葉で表土に移転させることができることなどが挙げられるものと考えられます。
 
 一読した限りでは栽培方法に関する基本的な考え方は同じように思われます。落葉低木の植栽については正直やってみないと分かりません。ということで私も試験的に「協生農法」なるものをやってみようと思います。一部の畑に落葉低木果樹を植えてみるつもりです。SNSの情報ではブルーベリーを植えていらっしゃる方が多いようですが、ブルーベリーは酸性土を好みますので別のものにしたいと思います。
 このように私は何か新しいことに取組み始める時ってウキウキした気分になります。あーだこーだと考えたり、資料を調べまくったり、果ては色々と妄想してみたりとあっという間に時間が過ぎてしまいます。もうそんなに人生が残されている訳でもないのに・・・。

<参 考>
自然農について」「耕さない農業」「雑草と共存する農業」「害虫といわれる昆虫について(農薬そして雑草と共存することについての一考察)

 


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