緑ヶ丘・第二幼稚園 最新かがやき日記

緑ヶ丘・第二幼稚園のかがやく子ども達の成長を見守り、親も教師も園長も子どもに負けず共に成長する日々を綴った日記です。

初詣

2006年12月31日 01時56分13秒 | 季節の風物詩・旅・地理・歴史・建築

12月31日(日)今日も穏やかな明るい夜明け! 

真っ白に霜が降りていましたが、日中は、12℃、迎春準備のあれこれが、すすめやすく 非常に有り難い晴天です。

さて、夕方は、早めに年越しそばをいただき、9時に、集合場所へ!

今夜は、NHK紅白歌合戦も K1バトルも全然見ないで、友人達と必勝祈願!共に初詣に出かけることになりました。明朝3時帰宅予定。

さて、某友人から、ここ数十年海外勤務で、初詣には行ったことがないという言葉を聞きました。

意外にも、[全然お参りの作法がわからない] というのです。

そういえば、先日も、年末年始は、毎年 海外で過ごすという人の話も聞いたが、そうなると、初詣の意味や常識的なしきたりや…次第に子どもたちに伝わらなくなる筈です。

そこで、以下 ささやかながら、老婆心にあふれた情報です。参考にしていただくと有り難いです。

 

松の内に参拝するのがしきたり

 初詣というと、大晦日の夜から有名な神社や寺院に出向き、除夜の鐘を聞きながら参拝するのが普通になってきていますが、本来は、元旦の朝汲んだ若水で身を清めてから、三が日のうちに、歳徳神がやってくる方角の恵方にあたる社寺に参詣しました。

初詣のことを「恵方参り」ともいいます。恵方は毎年、干支の組み合わせによって決められますので、暦を調べればわかります。

 現在では、松の内(七日まで)に、氏神(産土神)あるいは家を守ってくれる近くの社寺に参るのがしきたりになっています。

 大晦日の夜から元旦にかけては混雑しますので、元旦は静かに家で家族と共に過ごし、混雑を避けて松の内の都合のよい日に初詣をするのが賢明でしょう。

 初詣では、新しい年の家内安全、商売繁盛、交通安全、健康や良縁を願ったり、受験生は合格を祈願して破魔矢など縁起物を買うのが風物詩となっています。

 ですが、本来は「○○をお願いします…」ではなく、神前にて一年の誓いを立てる事が主旨だったのだそうです。
 初詣でよく「~しますように」とお願いごとをする人がいますが、あれは間違いです。神様もそんなにお願い事されたら大変ですよね。(笑)


 お参りは、神様に自分の一年の決意を告げ、それが成就するように「お守りください」とお願いすることです。

例えば「仕事がうまくいきますように」ではなく

「仕事がうまくいくように頑張りますのでお守りください」とあくまでも「自分が動く」ことを中心にして、それをお守りいただくというのが正しい姿です。


二礼二拍一礼が参拝の作法

 初詣そのものが新しい年を迎えるけじめですので、参拝の作法もきちんとしましょう。

 まず御手洗(みたらし)<手水舎>の手水で身を浄めます。


手と口のすすぎ方
手と口のすすぎ方


 それから賽銭(さいせん)を賽銭箱に納めて、右手で鈴を鳴らします。

参拝のしかた
参拝のしかた

 まず、二度礼をしてから拍手を二度鳴らし、さらに深く一礼をする。なお、拍手を「柏手」と書くのは「拍」を「柏」と誤用したためという説が有力です。


【年始回り】

元旦は避けて午後明るいうちに

 年始回りは、実家、本家、親類、仲人、日頃世話になっている人のはか、会社の上司、恩師、先輩などの自宅を直接訪問するわけですが、暮れのうちに先方の都合をできたら聞いておきます。

 近頃では正月を利用して旅行をする家庭も増えているので、快い返事がなければ遠慮するようにします。

 昔は、年始回りは元旦に行いましたが、現在では元旦は遠慮するのが常識です。

 また、正月の午前中くらいゆっくりしたいのが人情ですので、二日以降の午後、昼食を外して、明るいうちに訪れるのがエチケットです。松の内(七日まで)にすませることです。

 訪ねましたら玄関先で年始の挨拶をして、そのまま帰る。玄関先で引き上げても失礼にはなりません。

本来は、ご主人を玄関先に呼び出すのは失礼とされていましたが、今ではごく普通になってきています。強く上がるようにすすめられましたら、早めに切り上げるようにします。

 暮れに喪中の挨拶がありましたら、年賀状や年始回りは遠慮します。


服装は略礼装で

 新しい年のけじめの挨拶ですので、ある程度改まった服装にするのがエチケットで、略式礼装にします。

 男性は、ブラックスーツかダークスーツにネクタイで、和服なら紋付の羽織、袴にします。一つ紋か三つ紋です。

 女性は、洋装なら、フォーマルなスーツか、ドレッシーなワンピース、和服なら訪問着、付下げです。(大島は高価ですが、不向きです。)

 最近は、和服姿が激減しているようですが、日本人が一番美しく品格と自信を持って装うにはやはり、和服が一番でしょう。ただ、問題は、着付けと後の始末でしょうか。独りでは帯が結べない人が多い。それに、万一食べこぼしやシミをつくると、メンテナンスが大変ですね。

 最近は、男性も女性も、晴れ着と普段着の区別も、仕事着作業着、くつろぎや運動着、改まった場所や冠婚葬祭での装いのありかたも、あまり区別しない人が増えてきて、いつも、気楽にカジュアルを好む人もいるようですが、子どもたちには、やはりその場に相応しいTPOをわきまえた服装や相手に不快感や失礼な感情を与えない配慮が必要と 機会をとらえて礼儀作法のお手本を示し、日本の伝統や文化を教えなくてはなりません。

年賀の品は手拭い、石鹸など

 年始回りには年賀の品を持参します。歳暮れに贈った人には年賀はいらないことになっていますが、手ぶらで訪れるのも気がひけるし、年の始めの縁起物として「お年賀」を持参したほうが無難かもしれません。

 お年賀の品は、手拭い、石鹸、のり、果物、菓子折、葉書、酒類など、手軽な実用的なもので、のし紙に包んで「年賀」と表書きをします。


年始客を迎える準備

 家によっては、多数の年始客が訪れる場合があります。そんなとき、玄関先の内か外に、訪問客が手荷物を置ける台を設けて、訪問客の名刺を受ける小盆をのせた式台を用意します。

 主人側は略式礼装で玄関先で挨拶を受け、祝い酒をふるまいます。

 もっとも、道路交通法が改正になり、飲酒運転には、厳しい処罰が科せられますので、無理に勧めたりせず、控えてワンカップ式の物を準備し、持ち帰って貰うのも宜しいかもしれません。


お年玉は中学生まで

 お年玉は子どもが対象になります。十四~十五歳の中学生までを対象に考えればいいでしょう。

 自分の子どもをはじめ親類の子ども、日頃から親しい間柄の家庭の子どもなどで、最近は、年始回りの家や先輩の子どもなどにも贈るようになっていますが、本来、お年玉は目上の人が目下の者に渡すもので、相手の家庭の考え方次第では失礼になるかもしれません。ご用心を。

 金額は最近、何千~万単位の高額を贈るケースも時たまあるようですが、子どもの一ヶ月の小遣いが目安ですので、親類同士なら額を決めておくのもいいでしょう。本来は、お年玉の起源は、「お餅」なのでしたから、お金ではなく、幼児には絵本、小学生ならば図書券もいいでしょう。

 お年玉は、ぽち袋(お年玉と書かれた専用の袋)か、小さめののし袋に入れて、あらかじめ用意しておきます。その場であわてて、ありあわせの紙に包んで渡したり、はだかで現金を渡すのは相手の家庭に対して失礼にあたります。

九州大谷短大の山田真理子教授は、お年玉の目安として、数年前にご講演のなかでも、ご著書にも 「百円×年齢」説を教えてくださっています。                   (5才なら五百円、10才なら千円、15才なら1500円程度)

 「おめでとう」は十五日まで

 松の内に知人に会いましたら、新年の挨拶を交わしますが、それも一月十五日を一応の目安にします。いつまでも「おめでとう」では場違いです。十五日以後、一月いっぱいは、「本年もよろしく」程度の挨拶にします。

 

さて、このくらいで、まだ いまから 

我が家の「おせち」や「お雑煮」の準備にとりかからなくては…

娘二人が、手伝いしてくれ、もう、すっかり要領を覚えて

テキパキ段取り良く進むようになったので、大助かり。

特に、パリ留学で、益々料理の腕も上げて帰国したばかりの次女は、

手際よく、調理が大好きで、野菜の扱いや味付けが得意なので

有り難い(oya baka?)

 

 ローマは一日にして成らず


 

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柊(ひいらぎ)

2006年12月17日 19時58分46秒 | 季節の風物詩・旅・地理・歴史・建築

12月17日(日)

風がひどく吹きつけ、一日中寒い。6~8℃で急激に気温低下。

アロエやハイビスカスやサボテンなどを玄関の中に入れていたので、

よかった。とにかく冷蔵庫の中にいるみたい。

明日は天気予報では、になるらしい。

県道「ショウケ越え」は、ならば、チェーン規制や通行止めになるかも?

また、広島や大分でもノロウイルスの集団感染も続いているらしい。

高齢者施設や乳幼児施設は嘔吐に要注意

商店街のあちらこちらに柊(ひいらぎ)の飾りが、見える。

「柊の  葉の間より  花こぼれ」  高浜虚子 

正確に言えば、クリスマスの飾りでよく使うのは、     
「柊」ではなく、柊黐(ひいらぎもち)です。                 
  (赤い実。 葉っぱのとげの形も違う)                     

今は、柊の開花時期。

金木犀や柊木犀(ひいらぎもくせい)のあと、11月になってから咲く。

目立たない花。とてもよい香りの白い花。 花弁は強く反り返る。  
                 
葉は固くてギザギザしてツンツンとんがっている。(さわると痛い)  
さわると「ひいらぐ(疼く。ひりひり痛む)」  ことから、

「ひいらぎぎ(疼木)」となり、→次第に「ひいらぎ」になったという。

だが、老木になるとこの刺がなくなり葉も丸くなる。

角(かど)がとれて、次第に円満になる~ということでしょうか。
      
葉には光沢がありツヤツヤぴかぴかしている。                
         
古くからその鋭いトゲによって邪気を払う木とされ、庭に植える習慣があった。  

また、鬼が目を突かれて退散したという伝説 (別名「鬼の目突(おにのめつき)」)

から、2月の節分(せつぶん)には、イワシの頭を 柊の枝葉に刺して

戸口に立て、魔除けにする という厄除けの習慣が現在も残っている。

  (イワシの悪臭と柊のトゲで鬼を退散)   
    
  また、ネズミが通り抜けるようなところへ 柊の枝葉を立てておくと、

ネズミもトゲを恐れて通らなくなるという”効き目”もあったらしい。                           

  また、中国では鬼を爆竹の音で追い払う慣習があるが、

ヒイラギも葉をくべると葉が膨張してはぜるので、

その音で鬼は逃げていく、という話もある。                          

12月24日の誕生花は「柊」です。 

花言葉は「先見の明」 なのだそうです。          



似ている花としては、 木犀  銀木犀  柊木犀

「柊」の仲間は、  柊南天  柊木犀  柊黐

そして、

「木へん」に春夏秋冬がつくと椿     

面白いですね

              

退屈しのぎに~ どうぞ、時間のある方は、雑学楽しく…

子どもたちにも、早速、蘊蓄を傾けて、尊敬される大人に

子どもたちから憧れのまなざしでみられる大人になることは、とても大変

だが、 Faight

「子どもを可愛がるのと、甘やかすのは違うよ

と、韓さんは、いつも言う。

 

今週23日(土)の午後の約束を思い出し~

ついでに、もう一つ思い出したが…

まず親が、

しっかり守ろう社会のルール

という文言が書いてある幟を、たくさん発見

北九州市立折尾西小学校で、見つけました。

確かに、柊の葉のトゲトゲは、痛いが、

冬の邪気をしっかり払ってくれそう。

 

ちなみに我が家の表鬼門にも裏鬼門にも

南天柊南天万年青が植えてあります。

         

さて、念願かなって教育基本法改正案が国会を通過成立しました

そして、防衛庁が防衛省
 

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