平成20年10月1日(水)のち
台風15号は、今朝、鹿児島付近へ接近したようですが、
たいした被害もなくて安堵しました。
本日、北九州市立児童文化科学館へ園外保育にでかけました。
年長組全員「プラネタリウム」を見にいきました。
左側の小さな銀色のドームが太陽望遠鏡が入っているお部屋です。右側の大きなドームが、プラネタリウムのドームです。
昭和45年12月23日に完成しました。
秋の星空を堪能して、園児は皆
「ウワーッ!きれい!」と思わず歓声をあげました。
まわりの空は、昼間の景色から夕方の雰囲気に変わり
暗くなった空に皆で「一番星」を探しました。
そして、次に「秋の四辺形」を探しました。
http://homepage2.nifty.com/turupura/guide/mark/akinoshihenkei.htm
そこから手がかりにして色々な星座を探しました。
天馬『ベガスス座』の胴体の3つの星と、
『アンドロメダ座』のα星を結ぶ四辺形が「秋の四辺形」です。
そのすぐ近くには、『南の魚座』の一等星フォーマルハウトが輝き、
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/Planetarium/Constellation/PsA.html
その北には『水がめ座』があります。
(英語では、アクエリアス(AQUARIUS)です。)
天頂部には、『白鳥座』。
そして北には『おおくま座』のひしゃく形の七つ星。
『こぐま座』のしっぽの先には北極星。
年長組の子どもたちは大きなスクリーンに写し出される
『アンドロメダ姫』のお話に見入りました。
ギリシャに勇敢な青年ペルセウスがいました。
ある日、島の王の弟にメドゥサと言う怪物の首を取るよう命令されました。
メドゥサは髪の毛は蛇,大きな金色の翼をもっていて,
その顔を見た者はたちまち石になってしまうと言われます。
ペルセウスは直接顔を見ず,持っていた楯に相手の姿を写し
見事首を切り落としました。
そのころ,エチオピアでは事件が起きていました。
美貌を誇っていた王妃の
カシオペアが,「海の神ポセイドンの娘たちより私の方が美しい。」
といった為、海の神ポセイドンが怒りエチオピアの海岸に津波を起こし,
[怪物くじら]を送り,荒らしていました。
ポセイドンの怒りを静めるためには,王の孫娘のアンドロメダが
[怪物くじら]の生け贄になるしかありませんでした。
アンドロメダは涙ながらに海岸の岩に鎖で縛られていた。
メドゥサの首をもって帰りを急ぐペルセウスが空からこの様子をみました。
アンドロメダに襲い掛かろうとする怪物くじら。
姫を食べてしまう寸前の危機一髪の時に、ペルセウスが
メドゥサの首を突き出すと怪物はたちまち海の中で石になり
エチオピアには平和が戻りました。
ペルセウスはアンドロメダと結婚し、ギリシャに帰ったというお話です。
http://homepage2.nifty.com/turupura/season/autumn/and.htm
あっと言う間に美しい星空のお話は終わり、
下の階へ降りて色々な科学遊びをいたしました。
外のちびっこ広場には本物のD51型蒸気機関車の展示もあり、
興味津々で運転席にも上がり、しばらく
様々なものを見学しました。
|
晴天に恵まれ爽やかな秋の風に吹かれて
無事に園外保育が終了しました。
http://www.interq.or.jp/mercury/shiva/and/
ご家庭でも、時々、家族で星空を眺めながら宇宙の果てにまで
夢を馳せる悠久のロマンを感じる大きな話題を楽しんでください。
そして、プラネタリウムの感動をご家族で!