平成21年6月21日(日)
今日午前11時から小倉井筒屋で、
『ぼくのわたしのおとうさん 絵画コンクール』表彰式がありました。
午前9時頃幼稚園を出て、 一緒に小倉北区へ向かいました。
開店時間の10時少し前に到着すると
もう、既に玄関には お客様が、開店を待っていました。
表彰式の会場本館7階に行き、売り場に展示されている
特別賞など表彰を受ける主な作品を見て、
市内外の学校や幼稚園・保育所の作品の
感性のかがやく様子を見ました。
そのあと、表彰式に参加する子どもたちと絵の前で記念撮影。
ご両親や兄弟、そしてお祖父様・お祖母様も総出です。
「おめでとう!」
「よくがんばって ていねいに描けていたね!」
「よかったね!」
「また、他の絵も色々描こうね~」
「きれいな色で、形もよくみて描いて すごいね~!」
「パパにそっくりだね!」
などと、
担任の先生やたくさんの人から声をかけられて、
ちょっと照れながら笑顔がかがやいていました。
『讀賣新聞西部本社賞』受賞者
年中組の江口 帝輝 くん
『井筒屋賞』受賞者
年長組の有川 空瑠美 ちゃん
『特選』受賞者
年少組 村上健心くん
年中組 山中咲紀ちゃん
年長組 森 勢一朗くん
年長組 室 未来ちゃん
『佳作』受賞
年長組 上田 捺ちゃん
年長組 安永 利奈ちゃん
年長組 福島 渉太くん
年長組 井上 遥くん
年長組 西 稜菜ちゃん
年長組 坪井 寿樹くん
年長組 福田 陸人くん
年長組 船本 直寛くん
年長組 浦上 景資くん
年長組 亀田 翔くん
年長組 千々和 伊織くん
年中組 濱田 愛璃ちゃん
年中組 井上 碑駈くん
皆 熱心に展示された多数の絵をみて、
胸をはって賞状を貰っていました。
『入選』の作品25点は 黒崎井筒屋に展示されています。
どの絵にも甲乙つけ難い魅力的なお父さんが登場し、
いきいきと大好きなお父さんの姿が描かれていて、
親子のふれあいや会話が聞こえてくるようなのびのびした絵が
多数ありました。
貼り絵やコラージュや版画の技法を使った作品もありました。
でも、オーソドックスな描画表現で、
特に線描が いきいき素晴らしいものが、
優秀作品として選ばれている傾向が強くみられました。
小学生の絵にありがちな、細々詳細に説明的な絵や
塗り絵のようにびっちりバックも塗り込めた作品は、
忍耐力が要った割には、高く評価されていません。
やはり、大きくのびのびゆたかに独自の表現をすることが
大事でしょう。
絵画表現は、指導者の指導のあり方が非常に左右して、
子どもの感性を育み 表現力を高める上で影響があります。
我々指導者は、常に、謙虚に一人ひとりの子どもと向き合い
その子の個性に合わせた指導方法を探し、
指導のあり方を工夫し
楽しみながら、考えながら
子どもが主体的に取り組みやすい環境設定を
配慮しなくてはなりません。
創造的なインスピレーションや
モチベーションを高める意欲的な絵になるよう、
日頃から、
細やかな子どもとのコミュニケーションがとても大事だと痛感します。
勿論、家庭でのふれあいや家族の在り方が
そのまま絵に表れがちですから、
よい家族関係であることも、色使いなどに大きく影響するようです。
誰が見ても感動するよい絵は、その環境に左右されて
自然に生まれます。
先生の指示したとおりに構図や色使いや表現方法を選ぶのでは
個性的なのびのびしたその子らしい絵にはなりません。
いつも、個性を大事にした表現を!
子どもの心に寄り添った保育を!
そうすれば、きっと素晴らしい
ユニークな絵画や造形活動を
創造する心を育てる保育となります。
今後も、益々よい作品が誕生する様な心の育ちを期待したいと思います。