曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

飼育中の幼虫たち

2013年09月15日 | 日記

 

 この数日は飼育中の幼虫や卵がどんどん変化してゆくので全く目が離せません。カバマダラとクロマダラソテツシジミは放ってあります。今回はウスイロコノマとクロコノマの成長の違いをはっきりと確認しておく良いチャンスです。今後判定が必要な時に役に立つのではないかと思います。数日前に初齢幼虫を4匹連れ帰りました。これらは順調に育っています。4匹とも3齢になったのですが1匹だけウスイロコノマで3匹はクロコノマのようです。それから3日前に持ち帰った卵が孵化し始めました。これがクロコノマなのかウスイロコノマなのか興味深いところです。初めの幼虫たちはみんな終齢になっていて蛹化が待ち遠しい状態です。もう大きさが6cmもあります。


それから、レモン畑のアサギマダラの幼虫がどんどん減ってゆくので2匹ほど連れ帰りました。何日ごろ成虫になるか確認するためです。

 


 コノマチョウの卵


 

孵化直前の卵

 

生まれた直後は卵の殻を全部食べます。

 

新しいジュズダマの葉に移しました。

 

 


コノマチョウ2齢から3齢へ脱皮


この幼虫はウスイロコノマのようです。

 

 

ウスイロコノマとクロコノマの食事

右がウスイロコノマ、左がクロコノマ

 

ウスイロコノマ

 

クロコノマチョウの幼虫と思われる

 

終齢と3齢のクロコノマチョウ

 

みんな終齢になってきました。一番左のがクロコノマ

 

3齢になってウスイロコノマと判明した幼虫

 

約6cmになったウスイロコノマチョウ

 


アサギマダラの幼虫


8月の末か9月の初めに産み付けられたアサギマダラの卵や幼虫は最初20くらいありましたがどんどん減ってゆき9月13日には5匹にまで減ってしまいました。それで13日に1匹(3齢)14日に2齢をもう1匹連れ帰りました。今日確認した時には2匹しか残っていませんでした。また、あの谷にはヤドリバエがいますので放っておくと全滅の可能性もあります。

 

 

 

 

 今日脱皮して4齢になりました。