柿ぴーのつれづれ日記

食べるの大好き,旅行大好き,お菓子作り大好きな柿ぴーの日記(-△ー)ノ

アシュケナージ指揮アイスランド交響楽団×辻井伸行(大阪)

2018年11月11日 | コンサート・観劇など
『アシュケナージ指揮アイスランド交響楽団×辻井伸行(大阪)』のため大阪のフェスティバルホールへ。



私は辻井さんがBBCプロムスで演奏したラフマニノフピアノ協奏曲第2番が大好きで、是非生で聴いてみたいと思っていた。
以前高知で聴いた事はあるが、プロのオーケストラでは聴いた事がないので。

今日、やっと念願かなって、その演奏を聴く事が出来る

最初はオーケストラのみ、少人数で「氷河のノクターン」という短い曲が演奏された。
静かめな曲で、それはまるでアイスランドの自然を思わせる(行った事無いけど)ようだった。
短かったけど、雰囲気的に次に始まる曲の前にはいい感じ。
とても素敵な曲だった。

そして、いよいよコンチェルト。
アシュケナージさんの背中に両手を触れながら、縦一列で辻井さんが登場

2人が位置に着き、ほどなく、静かに、低音でピアノが響き始める。
辻井さんの演奏でこの曲を生で聴きたかったというのもあるけど、今までテレビや動画、コンサートで観た辻井さんが走馬灯のように思い浮かんで、なんか出だしから泣けそうになった。

やっぱり辻井さん、演奏に落ち着きが見られますね。
堂々とした弾きっぷり。
そして私の大好きなBBCプロムスの演奏より、とってもエレガントな部分や心にぐっとくる部分もあったな~。
この演奏も大好きになっちゃった

もう、ほんとうに素晴らしい演奏だったので、第1楽章が終わった後、少し拍手があった。
でも、あれは仕方ないよ。
もう思わず拍手せずにはいられない演奏だったもん
私も拍手の真似だけしちゃったよ。

私は、ほぼ辻井さんの前の辺の席だったので、ピアノに隠れてアシュケナージさんは見えなかったけど、時々辻井さんのそばに顔を寄せてたね。
アイコンタクトならぬ息コンタクトをしていたのかな?

第3楽章、最後の盛り上がりの前の一瞬の間の時もそうだった。
アシュケナージさんが辻井さんの側に寄っていって、一瞬間があって皆の息が合って、音がピッタリ合うと、アシュケナージさんはニッコリ微笑んでたね。

終わった後は会場大拍手

辻井さんがアンコールで弾いたベートーベンの『月光』。
皆息を詰めて聴いていた。
弾き終わって、辻井さんが静かに鍵盤から手を離しても、しばらく会場は静けさを保ってて、少ししてから大拍手
でも、ブラボーとかそういうのはなくて、変な表現だけど、ただ静かに大拍手だった

オーケストラだけの演奏も良かった~。
全体的に落ち着いてて、ゆったりとした雰囲気。
優しさを感じる音。
このオーケストラで「モルダウ」が聴いてみたいな~、って思っちゃった。

拍手に応えてアンコ―ルをしてくれたが、それでも拍手は盛大で。
オーケストラの片付けはそこそこ時間もかかってたけど、それでも最後の方がいなくなるまで、きっちり拍手。



終わった後、楽団員の方同士でハグし合ってたのも見ていて好もしかったです。

明後日は岡山で堪能するぞーーーー
コメント
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