柿ぴーのつれづれ日記

食べるの大好き,旅行大好き,お菓子作り大好きな柿ぴーの日記(-△ー)ノ

フランコ・ファジョーリ、ヴェニス・バロック・オーケストラ

2018年11月18日 | コンサート・観劇など
『フランコ・ファジョーリ、ヴェニス・バロック・オーケストラ』のため兵庫県立芸術文化センターへ。









わたくし、チラシを良く読んでおらずフアジョーリさんのリサイタルだと思っておりました。
始まってみると最初はオーケストラのみが演奏して気付くという

今回も2階の一番後ろの席にしてみた。
でも、結果としてやっぱり後ろより前のがいいなと実感。

そして、「声は上に飛ぶ」というのを読んだ事があったので上の階にしたんだけど、個人的にはやっぱ近くがいいな。
今度からそうしよ。

ファジョーリさんの出番が来て歌い始めてびっくり。
カウンターテナーというのが男性にしては高い声という認識くらいしかなかったけど、ほんとに女性の声じゃん

左足を半歩前に出して、少し斜に構え、若干膝をまげ腰を落とし気味な姿勢で歌う事が多かった。
これが一番歌いやすいスタイルなのかしらん。

すっごいきれいな声
そして、「1/fゆらぎ」ってやつをちょっとだけ感じるような、聴いててリラックスできるというか、瞑想状態に入れそうな声。

やっぱり近くで聴きたかったよーーー
私のところに直接声が届くのは時々。
しかし、その「時々」がすごい
大きい声なら分かるけど、最後に消え入るように歌う声が、すっごい近くで聴こえたのは、あれはなんだったのだろう?
どうせ遠い席だからと目を閉じて聴いていたので、ファジョーりさんがどのような仕草で歌ってそうなったのか分からず。
大きく声を張り上げて歌う時は圧巻
オーケストラが大勢で楽器鳴らすのと同じようにホールいっぱいに声が響き渡る。
それが1人の声なんだから、ほんとにすごい

私は初めてオペラのリサイタルに行った時、この上なく感動して、もう今ここで死んでもいいと思ったくらい。
人間の体って、なんて素晴らしい楽器なのだろう、と感動しまくった。

ほんとに、いったい、この人達の体はどーなってるのか。
てか、訓練でこうなるものなのか?

今回のコンサートは、特に最後の歌の終わりの方が圧巻で、終わった後は会場中からどよめきとともに拍手が沸き起こったほど。

古楽器の演奏も美しくて良かったです
これも同じ2階でも前の席だったらもっと良かったと思うけど、こちらは後ろでも十分だと感じた次第。

ファジョーリさんのアンコールがまた良かったわー



1曲目ももちろんだけど、2曲めが良かったんですよー

ファジョーリさんが盛大な拍手に応えて、「私の好きな曲」、次は何と言ったか良く聴こえなかったけど「アリア」と。
「アリア知ってる?」と言われ誰かが「Si」と答えてた。
会場のあちこちから「おおっー」とどよめき。
(私、分からず静かに待つ
で、歌い始める。
が、ファジョーリさん途中から会場に向かって「あなた達歌って!」みたいな振りをした。
すると、ひゃ~、皆歌えるんだね(何語かすらも私には分からず
会場のあちこちから静かに歌い声が沸き上がってきて、それがホールに広がって、これまたプロの歌声でなくても美しくって
中にはオペラをやってるっぽい人の歌声も混じり、最後の方はファジョーリさんも加わり、非常に楽しい終わり方でした

また是非来て欲しいなぁ。
そして今度は絶対前の席を取りたいっ

出来れば岡山に来て欲しいけど、今回のような古楽器とのコラボなら兵庫芸文の雰囲気が似合うな、、、
あー、何でもいいから岡山頑張ってよーー
私は頑張ってアンケートに書きまくります

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