晴れのち平安

源氏物語を中心に平安な日々♪
※文章や写真の無断転載は禁止!

「斎王の宮」で浴衣選び

2009年11月08日 | 「斎王の宮」試泊体験記
その1の続き。

本館「千の杜」1階 ラウンジ「迎蝶門」に隣接する「お好み浴衣処」で自分好みの浴衣を選びます。




この擬宝珠高欄(ぎぼしこうらん)が歴史好きの心をくすぐります。




左側の棚




左側の棚の浴衣




右側の棚



右側の棚の浴衣

左右の棚には色とりどりの浴衣が用意されていました。
浴衣の段の下は、帯(リバーシブルで好きなほうの色を選べます)が並んでいます。

う~ん。悩む。。。
たくさんの浴衣を前にして乙女心がくすぐられます。


ふだんの私なら選ばないないような(?)色にしよう
ということで・・・


私はこちらをチョイス。(*^ー^)ノ



黄色系の浴衣+紫色(ウラは桃色)の帯です。


↓友人はこちらをチョイス。



紺色系の浴衣+紫色(ウラは桃色)の帯。
写真ではわかりにくいですが、帯は気づいたら同じ色を選んでいました。(笑)


私たちの手荷物や浴衣は、「斎王の宮」のスタッフさんが運んでくださいました。
ありがとうございます~。


それでは、本館「千の杜」から別館「斎王の宮」へ参りましょう♪


↑この写真は夜に改めて撮影しにいきました。




渡り廊下をすすみ「斎王の宮」へ入ります。
通路の脇には水がさらさらと流れており、それはまるで寝殿造でいうところの寝殿と東の対の間を流れる遣水(やりみず)のよう・・・。(←妄想)


その3に続く。

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「斎王の宮」チェックイン

2009年11月08日 | 「斎王の宮」試泊体験記
・・・それは11月5日の夕方から始まりました。

福岡県北九州市から新幹線と近鉄電車を乗り継ぎ、三重県伊勢市の「宇治山田」駅に初めて降り立った私たち。
今回、私の犠牲者となったのは・・・もとい、私に付き合ってくれたのは同じ年の女友達です。
ありがとう!!

待ちにまった「斎王の宮」への宿泊に胸躍らせながら、バス停の6番乗り場へ。

「斎王の宮」は、伊勢のかぐらばリゾート「千の杜」の別館であり、専用バスの乗車も「千の杜」のお客様とご一緒しました。

本館である「千の杜」のほうも気になります~。
本館まで探検しにいく元気が残っていませんでした。(笑)




専用バスを降りるとスタッフの方にお出迎えしていただけました。
銅鑼(どら)を鳴らしてくださいます。(°O°;)

「千の杜」と「斎王の宮」は同じ玄関となります。




チェックイン手続きはラウンジ「迎蝶門(むかいちょうもん)」へ。

わ~。こういう発想はなかったです。すごい!
有職文様で「向蝶丸(むかいちょうのまる)」とか「向蝶文(むかいちょうもん)」とよばれる文様がありますが、それと門の名前をかけていらっしゃるのですよね。

「向蝶文(むかいちょうもん)」は二羽の蝶が向かいあっている文様で、「斎王の宮」さんがロゴに使用されている文様です。


↓ちなみに向蝶丸・向蝶文ってこんな蝶の文様です。

京都@「平安装束体験所」での小袿体験より




ラウンジは明るくリラックスできる雰囲気です。
ウェルカムドリンクを数種類の中から選ぶことができました。
友人は紅茶、私は伊勢抹茶をお願いしました。




季節感ある和菓子です~。
鮮やかな紅葉ですね。




「伊勢抹茶」をいただきました。
お菓子の甘みとよく合います。




友人の紅茶はポットで登場。




ラウンジで鍵をいただきます。
私たちが泊まるお部屋は「幸菱(さいわいびし)」というお名前です☆
有職文様(ゆうそくもんよう)の「幸菱」のデザイン。

「幸菱」の名は、装束では単(ひとえ)で用いられる文様として知られていますね。
お名前だけでも幸先良さそうな感じ。

「幸菱」の菱は、水草の菱(ヒシ)がイメージで、ヒシの繁殖力の強さから“繁栄”を象徴するそうです。

衣紋道(えもんどう=装束の着付け方法)の高倉流では「幸菱」、山科流では「千剣菱(せんけんびし)」と呼ばれますが、いずれも同じ文様です☆

以上、豆知識でした。

【参考:「十二単のはなし―現代の皇室の装い」(著:仙石宗久)】


鍵についている組紐もすっごく素敵です
ふっさふさ~~~。

鍵部分は写真として載せるのはどうかなと思ってモザイクかけてみました。




お部屋番号タグの裏側はこんな感じ。
黒背景に金文字で「斎王の宮」とあります。カッコイイ。




ラウンジ「迎蝶門」のお隣にある「お好み浴衣処」へ移動して、女性客はお好みの浴衣を選べます


その2に続く

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