晴れのち平安

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【京都・風俗博物館~よみがえる源氏物語の世界~】 2009年4月撮影 産養(うぶやしない) その2

2015年08月07日 | 京都・風俗博物館
 京都市下京区にある風俗博物館のこと。

産養~明石の女御若宮誕生の寿ぎ~ その1 に引き続き、
2009年4月に撮影した風俗博物館の展示の様子です。




庭には屯食(とんじき)が置かれています。


饗宴の祝膳


御湯殿の儀


「御剣(みはかし)」「犀角(さいかく)」と作り物の「虎の頭」、「漢籍」が置かれています。

<博物館レジュメより>

≪御湯殿の儀について≫
生まれた子の無事の成長を願い誕生してから7日間、朝夕二回行われる儀式で、産湯とは別に、儀式として赤子にお湯をあびせかけるものである。
まず、時刻の吉凶を占って、吉方の井戸の水を用いて産湯を用意し、それに「御剣(みはかし)」「犀角(さいかく)」と作り物の「虎の頭」の影を産湯に映し、その霊力を授かった湯で赤子を清めるという儀式で、お湯をかける役の「御湯殿(おゆどの)」と相手役の「御迎湯(おむかえゆ)」の女房が中心となって行われた。








 服喪~三条大宮の死~ へ続きます。




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