晴れのち平安

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【京都・風俗博物館~よみがえる源氏物語の世界~】 2005年3月撮影 女房の日常

2015年06月02日 | 京都・風俗博物館
 京都市下京区にある風俗博物館のこと。

「後朝の文(きぬきぬのふみ)」に引き続き、
2005年3月に風俗博物館を訪ねて撮影した展示の様子です。

局(つぼね)では
「女房の日常~伏籠の用意・夜の衣返し~」
展示されていました。





 伏籠(ふせご)を用意する女房





博物館レジュメより。
 “伏籠とは、竹製の籠で、中に火取香炉(ひとりこうろ)をいれ、
 籠に伏せた上に装束を掛け、香(こう)を薫きしめて香りを
 装束にしみ込ませる道具である。





 夜の衣反(ころもがえ)し





博物館レジュメより。
 “夜に着て寝る衣を裏返して寝ると、恋しいひとの夢を
 必ずみることができるという俗信。
 『源氏物語』「玉鬘」に見られる。
 この風習は、『万葉集』などにも多く詠まれている。



この女房はどんな殿方を思って寝ているのでしょうね。





 「紫の君の髪削ぎ~賀茂祭の物見~」へ続きます。





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