金沢の観光スポットレポート その735(No.1102)
◇金沢の商業看板③ ひがし茶屋街周辺―4(完)
金沢は藩政期、明治、大正、昭和、平成の「バームクーヘン都市」といわれ、その時代の建築物や工芸文化、食文化などが受け継がれ、現在と融合しているのが大きな魅力ではないでしょうか?
商業用看板もその時代に造られたものを継承・保存したものや、新しく作ったものがあり、建物全体の雰囲気を醸し出しているのです。今回は、日頃はあまり意識をしない看板に焦点を合わせ、金沢市内中心部を取材し、バームクーヘン都市の魅力を探ってみました。
16)東山やつはし
2015年秋オープンした東山やつはしは築100年の町家をリノベーションし、根菜のおばんざいと市場直送の魚にこだわった旬のじわもん料理が好評!
住所:金沢市東山3丁目2-22
TEL:076-208-3983
■写真は東山やつはし
17)加賀落雁さぼん
住所:金沢市東山3丁目3-35
TEL:076-255-1000
■写真は加賀落雁さぼん
18)八百萬(やおよろず)本舗
八百萬本舗は元金物店だった町家をリノベーションした店頭の銅板張り看板に、真鍮でつくられた店名5文字がキラリと輝いています。
住所:金沢市尾張町2丁目14-20
TEL:076-213-5148
■写真は八百萬本舗
19)太郎 主計町
主計町で60余年の歴史を刻む、鍋の太郎。秘伝のだしに日本海の新鮮魚貝や地場野菜がとけ込む寄せ鍋は、まさに絶品の美味。鍋の後で楽しむおじやや太郎のきび餅も人気です。五木寛之の小説にも出てくる。
住所:金沢市主計町2-7
TEL:076-231-5152
■写真は太郎
20)飴の俵屋
創業天保元年(1830)創業。金沢の人々に親しまれ、愛されてきた俵屋のあめ。その原料は厳選した国内産の米と大麦のみ。霊峰「白山」に源を発する清らかな伏流水を飴づくりに使用し、どこか懐かしい風味に金沢らしさが香ります。
住所:金沢市小橋町2-4
TEL:076-252-2079
■写真は飴の俵屋
(つづく)