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金沢の観光スポットレポート その740(No.1113)
◇金沢の商業看板 ⑤ 武蔵、近江町周辺-1
金沢は藩政期、明治、大正、昭和、平成の「バームクーヘン都市」といわれ、その時代の建築物や工芸文化、食文化などが受け継がれ、現在と融合
しているのが大きな魅力ではないでしょうか?
商業用看板もその時代に造られたものを継承・保存したものや、新しく作ったものがあり、建物全体の雰囲気を醸し出しているのです。
今回は、日頃はあまり意識をしない、金沢らしさの看板に絞り金沢市内中心部を取材しバームクーヘン都市の魅力を探ってみました。
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1)越山甘清堂(こしやまかんせいどう)
明治21年(1888)越山弥八が金沢市安江町にて創業。戦前は主に甘納豆の製造、販売を行っていた。戦後は時代の変化と共に新しい取り組みも手掛けたが、飾らない風情は、今も昔のまま受けつがれている。なかでも大判の酒饅頭「焼まん」は百年以上経つのれんの看板商品として、人々に長く親し まれている。
住所:金沢市武蔵町13-17
TEL:076-221-0336
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■写真は越山甘清堂
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2)香屋(こーや)
創業160年。伝統工芸品金沢仏壇池田大仏堂の姉妹店として平成2年開業。金沢ならではの香りを追い求めて古き良き日本文化を現代に馥郁(ふくいく)と香らせたいと願っております。
住所:金沢市武蔵町10番1号
TEL:076-260-1139
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■写真は香屋
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3)ここちや
昭和初期に城下町・金沢に建てられた商家ここちや。古き町家の趣き風情をそのまま残している。昭和のレトロを今に残す町家建築で、加賀の味覚をたっぷり堪能できる。
住所:金沢市十間町18
TEL:076-224-5518
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■写真はここちや
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4)紙文房あらき
文政年間(1818年4月~1830年12月)創業。近江町いちば館1階にある、紙と文房具の専門店
住所:金沢市青草町88番地2(近江町いちば館1F)
TEL:076-221-1027
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■写真は紙文房あらき
(つづく)