金沢の観光スポットレポート その1057(No.1498)
◇兼六園の梅 2019 -2 青軸、素心蝋梅、緋の司
昨年は異常な大雪に見舞われたが、今冬は雪も少なく兼六園梅林も7年ほど撮影をしているが、咲く順番が狂っており、いつもは遅く咲くはずの八重寒紅の木、青軸の木が1ヶ月早く咲き始めた。
○兼六園梅林
兼六園随身坂口近くに広がる約3000平方mの梅林。この梅林は昭和43年(1968)に明治百年記念事業として全国の名梅を集めて造成され、平成12年3月に庭園として再整備されたもで、現在は約200本の梅があり、そのうち白梅約140本、紅梅約60本、白加賀、摩耶紅梅、青軸、八重寒紅など約20数種類が咲き誇る。
■撮影日:2019.
4)青軸(あおじく)
青軸は花梅としても、実梅としても楽しめる品種で、花色は緑がかった白。果色は緑黄色の大粒の早生種。梅酒、梅干、梅ジャムなどに利用できる。
■撮影日:2019.1.10
■撮影日:2019.1.25
■撮影日:2019.2.25
5)素心蝋梅(そしんろうばい)
中国が原産。わが国へは明治時代に渡来したといわれています。高さは2~5メートルになり、卵形から長楕円形の葉が対生します。「ろうばい」の変種で、花披片全体が黄色をしています。
蝋細工のような花で、芳香があります。12月から2月ごろ、冬枯れのなか、葉の展開に先立って花を咲かせます。近年は花に元気がない。
■撮影日:2019.2.5
■撮影日:2019.1.25
6)緋の司(ひのつかさ)
紅梅系 紅梅性八重花弁はヘラ型でわずかに抱え咲き。雄しべは長くきれいに開く。樹勢は強い。
■撮影日:2019.2.5.5
■撮影日:2019.1.18
■撮影日:2019.10月.27
■撮影日:2019.2.1
■撮影日:2019.2.5
(つづく)