植ちゃんの「金沢・いしかわに恋をしました!」

金沢に永住して金沢・石川が好きになりました!その魅力を紹介します。

金沢の重要文化財(建築物)巡り ③

2019-03-07 16:39:06 | 日記


金沢の観光スポットレポート その1061(No.1502)

◇金沢の重要文化財(建築物)巡り ③

2月24日(日)石川県ウオーキング協会主催の金沢駅もてなしドーム地下発着とする「金沢の重要文化財(建築物)を巡る」に参加した。

7)成巽閣(せいそんかく)

13代藩主斉泰が、父である12代藩主斉広の正室・真龍院のためにつくった隠居所。造営は文久3年(1863)で、1階は整然とした武家書院造、2階は趣向を凝らした数奇屋風書院造と、一つの
棟に2つの様式が巧みに組み込まれた稀有な建物。柱が1本もない20mの縁側や、障子腰板に描かれた繊細な絵、ギヤマンをはめ込んだ雪見障子など、大名家の女性の居宅らしい優美さにあふれている。昭和25年(1950)に国の重要文化財に指定された。

当時は巽新殿と呼ばれていたが、明治7年(1874)に兼六園が一般開放されたとき、「成巽閣」となった。明治以降、一部の撤去や改修があったが、主な建物と庭園は造営当時のまま残っている。昭和25年(1950)に国の重要文化財に指定された。

□成巽閣紹介ページ①(植ちゃんの「金沢・いしかわに恋をしました!」)

□成巽閣紹介ページ②(植ちゃんの「金沢・いしかわに恋をしました!」)

□成巽閣紹介ページ③(植ちゃんの「金沢・いしかわに恋をしました!」)



8)石川県歴史博物館

石川県立歴史博物館の赤レンガ建物3棟はかつて陸軍兵器庫、戦後は金沢美術工芸大学に使用されていた。昭和61年(1986)年石川県立郷土資料館(金沢市広坂)が本多の森公園(金沢市出羽町)の赤レンガ建
物3棟に移転し、石川県立歴史博物館として開館した。2015年4月には加賀本多博物館が第3棟に移転リニューアルオープンした。

歴史的建造物の保存と博物館としての再利用が評価され、平成2年(1990)には国の重要文化財に指定され、翌年には日本建築学会賞も受賞している。

□石川県歴史博物館紹介ページ①(植ちゃんの「金沢・いしかわに恋をしました!」)

□石川県歴史博物館紹介ページ②(植ちゃんの「金沢・いしかわに恋をしました!」)

□石川県歴史博物館紹介ページ③(植ちゃんの「金沢・いしかわに恋をしました!」)



9)金沢くらしの博物館

明治32年(1899)に「石川県第二中学校」(通称・金沢二中)の校舎として建てられた木造校舎を活用した博物館です。左右二つの尖塔と、塔に見立てた中央の屋根を加えた「三尖塔校舎」の愛称で、長年市民から親しまれてきた。
 昭和53年(1978)に金沢市民俗文化財展示館として開館し、主に金沢市民から寄贈していただいた資料を中心に約2万点を所蔵している。
 平成19年(2007)に、内容が分かりやすく親しみやすい館名にしようと「金沢くらしの博物館」と改称し、現在に至る。三尖塔校舎は平成29年(2017)国の重要文化財に指定。



10)志摩
文政3年(1820)に建てられた格式の高いお茶屋の建物で、これまで手を加えることなく、江戸時代の建物がそのままに残っている貴重な文化遺産です。封建的制度のもと、町方にわずかに許された娯楽と社交の場として、お茶屋には主に上流町人や文化人たちが集い、遊びと言っても琴、三弦、笛に舞、謡曲、茶の湯から俳譜など多彩で、客、芸子ともに幅広く高い教養と技能が要求されました。
全国的に見ても数少ない茶屋建築の遺構の1つで当時の庶民文化を知る貴重な建築であることから平成15年(2003)に国の重要文化財に指定された。

□志摩紹介ページ①(植ちゃんの「金沢・いしかわに恋をしました!」)

□志摩紹介ページ②(植ちゃんの「金沢・いしかわに恋をしました!」)

□志摩紹介ページ③(植ちゃんの「金沢・いしかわに恋をしました!」)

金沢の2月で最低気温0度とはいえ最高気温11度で、日本晴れ晴天のおかげで多くの参加者と、楽しくいい汗を久しぶりに流しました。

(重要文化財巡り 完)