金沢の観光スポットレポート その1097(No.1543)
◇金沢の桜 -1 兼六園 ⑮ 関山、普賢象、鬱金
兼六園のさくらは園内の池や曲水、灯篭、石塔、松などの樹木とのバランスがなんとも言えない落ち着きと華やかさが魅力です。ここ6年”とりこ”なっています。今年もぜひご覧ください。
40)関山(かんざん)
サトザクラ系明治初年に東京荒川堤の桜として有名になった桜で、花は濃紅大輪で、花弁数は30枚程度です。
■写真は関山(2019.4.22)
■写真は関山(2019.5.3)
41)普賢象(ふげんぞう)
雌しべが花の中央から2本出ており、細い葉のように葉化している。この雌しべが普賢菩薩の乗る普賢象の鼻に似ている事からこの名前がつけられた。
花は若いうちは薄紅色をしており、徐々に白くなっていく。最盛期を過ぎると徐々に花の中心部が赤く染まる。
■写真は普賢象(2019.4.27)
■写真は普賢象(2019.4.22)
■写真は普賢象(2019.4.23)
■写真は普賢象(2019.4.30)
■写真は普賢象(2019.5.3)
42)鬱金(うこん)
もと東京の荒川堤で栽培されていた品種です。淡黄緑色の花色が、ウコンという植物の根茎を使って染めた色(鬱金色)に似ていることからこの名がつけられたといわれています。御衣黄とは系統的に近縁で、御衣黄の枝変わりによって鬱金型の花を咲かせる枝を生じた例も発見されています。
■写真は鬱金(2019.4.22)
■写真は鬱金(2019.4.26)
■写真は鬱金(2019.4.27)
■写真は鬱金(2019.4.30)
■写真は鬱金(2019.5.3)
(つづく)