金沢の観光スポットレポート その1099(No.1545)
◇金沢の桜 -1 兼六園 ⑰ 上溝桜、梅護寺数珠掛桜、名島桜
兼六園のさくらは園内の池や曲水、灯篭、石塔、松などの樹木とのバランスがなんとも言えない落ち着きと華やかさが魅力です。ここ6年”とりこ”なっています。今年もぜひご覧ください。
46)上溝桜(うわみずざくら)
ウワミズザクラ亜属。北海道西南部から九州の山地に自生しています。花穂につく花は小さく、ぶどうの房のような感じです。若い花穂や果実を塩漬けにして食用としている地方もあります。
■写真は上溝桜(2019.4.26)山崎山
■写真は上溝桜(2019.4.22)山崎山
■写真は上溝桜(2019.4.30)山崎山
■写真は上溝桜(2019.4.27)桂坂案内所
〇参考)金沢城公園丑寅櫓跡付近の上溝桜マクロ写真。これで桜の仲間なのが理解できる。
■写真は上溝桜(2019.5.2)稲松邦夫さん提供
47)梅護寺数珠掛桜(ばいごじじゅずかけざくら)
原木は新潟県阿賀野市小島・梅護寺境内にあり、国の天然記念物に指定されています。親鸞上人が京に帰る途中、小島の里に泊り、出立のおりに手に持っていた数珠を桜の枝に掛け「我が弘むる御法にいつわりなくんば花ふさ数珠の如くにならん」というと不思議にもそのようになったのでこの名がつけられたといわれています。
日本武尊像の右裏にある桜。
■写真は梅護寺数珠掛桜(2019.4.30)
■写真は梅護寺数珠掛桜(2019.4.22)
■写真は梅護寺数珠掛桜(2019.4.22)
■写真は梅護寺数珠掛桜(2019.4.27)
■写真は梅護寺数珠掛桜(2019.5.3)
■写真は梅護寺数珠掛桜(2019.5.7)
48)名島桜(なじまざくら)
原木は、金沢市にありましたが、現在は枯死しています。他の菊咲き品種にくらべ葉化した雌べと周囲の雄べとはっきりと見えます。開花が進むと先に咲いた部分が白色になり、二段目の花が現れます。
場所は真弓坂口左にあります。
■写真は名島桜(2019.4.30)
■写真は名島桜(2019.4.22)
■写真は名島桜(2019.4.26)
■写真は名島桜(2019.5.3)
■写真は名島桜(2019.5.7)
(つづく)