
金沢の観光スポットレポート その1139(No.1594)
◇兼六園の椿-5 トカシシロ、マユミヤブツバキ、ベニヤッコ、ベニアラジシ
昨年12月より兼六園の椿を取材を始めました。梅、桜とここ数年取材していますが、椿の撮影が一番難しいことがわかりました。それは①咲く時期が9月~5月までと長いこと②品種が7,000種といわれ品種確定が簡単にできないのである。そこで、当面兼六園に限りこれからも取材を続けて行きたいと思いまので、閲覧よろしくお願いします。
品種解説はインターネット情報を中心にまとめたが、今後さらなる情報収集して
いきたい。


17)トカシシロ(富樫白)
産地は富山で、富山県下に広く栽培される。
花姿は白色の八重、割りしべ、花の大きさは中輪、3~4月ごろ咲く。
山崎山裏にある。
■写真はトカシシロ(2019.3.26)

18)マユミヤブツバキ(真弓藪椿)
ヤブツババキは日本最古の観賞用花木あるいは代表的な茶花として知られ、江戸時代には本種とユキツバキを掛け合わせるなどして数多くの品種が作られたが、単にツバキという場合は本種を示す。
真弓坂入り口の左側にある。
■写真はマユミヤブツバキ(2019.2.25)


■写真はマユミヤブツバキ(2019.3.3)

■写真はマユミヤブツバキ(2019.3.8)

■写真はマユミヤブツバキ(2019.3.26)

19)ベニヤッコ(紅奴)
詳細調査中。山崎山裏トイレ近くにある。


■写真はベニヤッコ(2019.3.6)

20)ベニアラジシ(紅荒獅子)
産地は江戸、獅子咲き、中~大輪。来歴はユキツバキ系。1859年の「椿伊呂波名寄色附」に載る。荒獅子の城斑がないもの。小立野入り口付近にある。
この一輪しか確認できなかった。

■写真はベニアラジシ(2019.4.27)
(つづく)