金沢の観光スポットレポート その1151(No.1606)
◇金沢の夏2019-6 尾山神社夏越の大祓い
○尾山神社の概況
慶長4年(1599)に加賀藩藩祖前田利家を祭り創建された卯辰八幡社(現宇多須神社)を、明治6年(1873)に卯辰山から金沢城の出丸金谷御殿跡地(現在地)に移し、本殿、拝殿が建てられ、尾山神社とした。
尾山神社の神門は明治8年(1875)に完成したのですが、神門の和洋中の三様式が取り入れられた五色のギヤマンが綺麗です。
御祭神:前田利家、まつ
住所:金沢市尾山町11-1
明治10年聖上北陸御巡幸金沢に御駐輦に際し、御幣物奉納爾後数回御幣帛下賜。明治35年別格官幣社に昇格。
■写真は尾山神社神門
■写真は尾山神社拝殿
■写真はおついたち参り
□尾山神社 茅の輪くぐり
6月30日に行われる神事「夏越の大祓い」は茅で作られた大きな輪をくぐることで、心身の罪穢(つみけがれ)を祓い、災いから避けられるとされています。これは茅に水を浄化させる作用があり、心身も清浄にするとされているからです。
「水無月(みなつき)の夏越(なごし)の祓いする人は千歳の命延(よはいの)ぶというなり」(捨遺和歌集より)を唱えながら茅の輪を左、右の順で8の字に3回まわって、ご神前までお進みお参りください。(看板より)
12月31の大祓は「年越の祓」とも呼ばれ、新たな年を迎えるために心身を清める祓いです。
■写真は茅の輪くぐり
□撮影日:2019.7.1
(つづく)