金沢の観光スポットレポート その1149(No.1604)
◇金沢の夏2019-5 長町武家屋敷跡 ① 金沢職人大学校「長町研修塾」
○長町の由来
長町は前田八家の一つ長氏の屋敷があったこと、鞍月用水と大野庄用水に囲まれた長い町ことなどから名付けられたといわれている。現在の長町武家屋敷一体は長氏、村井氏をはじめ上級武士から中級、下級武士などが住んでいました。現在では、当時の武家屋敷は殆ど残っていませんが、その中で中級武士だった野村家邸は当時の武士の邸宅の様子を伺うことができます。
■写真は鞍月用水沿いの店舗
■写真は長町武家屋敷跡
○金沢職人大学校「長町研修塾」
この建物は藩政期末から明治初期約130年前の建物を増築・改築をたび重ね現在に至っています。平成10年9月から平成11年3月にかけて金沢職人大学校の総合学習として長町武家屋敷群の修景に合わせ修復した。
金沢職人大学校の講義の場、観光客が立ち寄る場、市民の謡曲、囃子、茶会等広く市民に利用されている。
敷地内にある茶室「匠心庵(しょうしんあん)」は、金沢職人大学校一期生が3ヶ年の修了成果として主屋の修復と並行して平成11年3月に完成した。
■写真は金沢職人大学校「長町研修塾」
■写真は金沢職人大学校「長町研修塾」茶室 匠心庵
(つづく)