金沢の観光スポットレポート その746(No.1122)
◇金沢の商業看板⑦ 香林坊、長町、竪町周辺ー2
金沢は藩政期、明治、大正、昭和、平成の「バームクーヘン都市」といわれ、その時代の建築物や工芸文化、食文化などが受け継がれ、現在と融合しているのが大きな魅力ではないでしょうか?
商業用看板もその時代に造られたものを継承・保存したものや、新しく作ったものがあり、建物全体の雰囲気を醸し出しているのです。
今回は、日頃はあまり意識をしない、金沢らしさの看板に絞り金沢市内中心部を取材しバームクーヘン都市の魅力を探ってみました。
6)ゑり虎(えりとら)
江戸末期安永五年(1776)三代目・才田屋仁左衛門が家業を興して以来、五代目・花岡虎次郎が六代目とともに、竪町より昭和13年片町の現店舗に移り、本格的に「高級呉服専門店」としての歩みを始めた。現当代は七代目。
住所:金沢市片町片町2丁目2-1(片町きらら)
TEL:076-263-8311
■写真はゑり虎
7)竹屋 呉服
加賀友禅と創作のきもの こもの竹屋(タケヤ)は天保7年(1836)創業です。
住所:金沢市竪町17
TEL:076-222-0006
■写真は竹屋 呉服
8)漢方薬周佐堂
医薬品、医薬部外品、漢方薬、健康食品を取扱う、相談薬局です。
住所:金沢市堅町 13
TEL:076-221-9381
■写真は漢方薬周佐堂
9)野田屋茶舗
安政6年(1859)よりおいしいお茶にこだわり続けている。喫茶も充実させている。抹茶やほうじ茶を使ったお茶屋ならではのスィーツを、庭の見えるゆったりとした店内で過ごせる。
住所:金沢市竪町3
TEL:076-221-0982
■写真は野田屋茶舗
10)天狗中田本店
明治41年(1908)から続く老舗。金沢でお肉と言えば「天狗の肉」と言われるほど市民に親しまれている。
金沢市新竪町3丁目88
TEL.076-221-0298(代)
■写真は天狗中田本店
(つづく)