藤前干潟
今日の干潮時間10時08分 潮位 75cm
今日の満潮時間16時16分 潮位208cm
明け方の干潟は「ポイピピピピ」と大きな声で鳴くチュウシャクシギの姿が目立っていました。
今春の渡りは、昨年と同じく遅れているようで、種類はそろって来ましたが、数がまとまりません。
それでも左岸の干潟にはダイゼンやトウネン・ハマシギ・オオソリハシシギ・チュウシャクシギの姿を見ることが出来ました。
ダイゼンの群れから少し離れたところに、昨日観察出来たムナグロの姿を見つけることが出来ました。
ダイゼンとよく似た、チドリの仲間ですが藤前干潟では、生息域の違いから一緒に観察される事は少ないです。
ダイゼンの夏羽に比べるとムナグロは黄色みがあり、体と頭のバランスもムナグロの方が小さく見えます。
今日のホウロクシギは全部で3羽観察出来、一羽は比較的近くで見ることが出来ました。
シギチドリ達が集まってくると、必ずハヤブサが現れ鳥たちを散らしてしまいます。
8時頃、導流堤に避難したシギ・チドリ達も大きな群れで庄内川河口部左岸には入ることも無く、引き始めた新川河口部に移動していきました。
鳥たちは、新川河口部→藤前地区と移動していき干潮時間を過ぎると再び庄内川河口部へ戻ってきます。
昨日観察された、カラシラサギは9時頃には庄内川河口部導流堤の干潟で観察出来ました。観察館から直線で600~800mの距離で、プロミナーで覗くと、辛うじて黄色いくちばしが観察出来ます。
カラシラサギについて朝から数件、電話で問い合わせがあり、「現在はいますがひたすら遠いです。」「デジスコの距離です。」と電話を切った直後の、9時30分頃突然上流に飛び立ちました。
導流堤沿いを飛んでいたカラシラサギを見ていると、少しずつ姿が大きくなって観察館の前を通過して、左岸の干潟に向かっていきました。
ダイザギの近くに舞い降りました。何度見ても目つきの悪い印象のサギです。
冬羽の個体のようで足は黒色では無く、図鑑では緑褐色と記載されていましたが、黄色っぽく見えました。
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【愛鳥週間イベントは来週末です!】
名古屋市野鳥観察館では、愛鳥週間(5月10日~5月16日)にちなんで、野鳥写真展、探鳥会などの「愛鳥週間イベント」を開催しています。
今年の探鳥会などのメインイベントは来週末の5月13日(土)・14日(日)に行います。
まだまだ参加者募集中です。ぜひご参加ください。
詳細はこちらをご覧ください。→愛鳥週間イベントチラシ(PDF)
※ 明日、月曜日は野鳥観察館の休館日です。
月曜の満潮時間 4時22分 潮位222cm
月曜の干潮時間10時43分 潮位 59cm
火曜の満潮時間 4時52分 潮位228cm
火曜の干潮時間11時15分 潮位 47cm