藤前干潟
今日の満潮時間 8時10分 潮位208cm
今日の干潮時間14時52分 潮位 55cm
今日は晴れるだろう思っていたら、一日中曇りで、涼しい風も吹いており、肌寒い日となりました。
しかし、10時半頃には庄内川護岸近くの干潟にシギ・チドリが入り始めたので、干潟を見に行ってきました。
まず護岸で目についたのは、イタチハギ(別名クロバナエンジュ)の黒紫色の花。枝先にたくさんの花を咲かせていました。
このイタチハギはマメ科の植物で、緑化植物として外国から持ち込まれたそうですが、要注意外来生物ともなっているそうです。
護岸近くの干潟を見ると、ハマシギ、ダイゼン、チュウシャクシギ、トウネン、オバシギを比較的近くで観察することができました。
↓ハマシギとオバシギ(一番右)
ハマシギは200羽程度の群れが飛来しており、トウネンやダイゼンも混じった群れで度々飛び回っていました。
護岸の上にはチュウシャクシギの姿が。
さらに、護岸では、コチドリをみつけたのですが・・・・・、このコチドリをよくよく見てみると、くちばしから釣り糸が出ていました。恐らくは、釣り餌がついたまま残された釣り針・釣り糸を、餌として飲み込んでしまったのだと思われます。
コチドリは釣り糸が気になるようで何度も頭を振っていましたが、釣り糸をはずすことは難しそうでした。
鳥たちがたくさん訪れる場所では、釣り糸、釣り針は極力残さないでほしいと今回も強く思います。
同じく護岸では、今日もササゴイが小魚を捕えていました。
今日は上空が気になるようで、何度も上を見上げている姿も見られました。
野鳥観察館に戻ってくると、野鳥観察館前の水たまりでシジュウカラ2羽が水浴びをしていました。
日曜日(14日)まで稲永公園で確認できていたキビタキは、今日は姿や鳴き声を確認できませんでした。
今日観察できたシギ・チドリは、コチドリ1、ダイゼン61、トウネン865、ハマシギ961、オバシギ4、イソシギ4、キアシシギ12、アオアシシギ13、オオソリハシシギ12、ホウロクシギ1、チュウシャクシギ55 でした。
愛鳥週間最終日の今日、1,000羽近い数のハマシギ、そしてトウネンを見られて嬉しく思いました。
でも、春のシギチが見られるのもあと少しと思うと、寂しい気持ちも湧いて来ます。
今日はこのシギ・チドリの他、ササゴイ2、カラシラサギ1、コアジサシ1 なども観察できました。
※カラシラサギは最大干潮時間よりも、干潟が現れ始める時間帯の方がみつけやすいと思われます。
最後は今日の夕焼け。久しぶりにこんなにきれいな夕焼けを見た気がします。
※明日(5月17日(水))は第三水曜日にあたるため、休館日です。
明日の満潮時間 8時51分 潮位196cm
明日の干潮時間15時35分 潮位 67cm
明後日の満潮時間 9時46分 潮位184cm
明後日の干潮時間16時32分 潮位 79cm