Kおばちゃんのつぶやき

日々徒然に思うことの備忘録

おフランスの香り(ヴィッセンブール)

2009-12-09 23:43:27 | フランス
今日は粉ものの町まで出稼ぎ。
kおばちゃんの業界も、この不況の影響かはたまた迷走する政策の影響か、先行きの見えない不安がどっと頭の上にのしかかっている気がいたします。

国民の選択で作られた政府ではあるけれど、ここまでの迷走振りをわかっていてたのかなあ??と思います。
でもね、たしかに選挙中から具体的な指針がみえてないし、個々の方針は見ていてもその方法に疑問は感じてたんですけどね。
まあ、皆さんのご選択ですからね。しょうがありませんね。

○7月6日(月)

kおばちゃんのやてきたヴィッセンブールWissembourgというのはその地理的関係から複雑で、近年でも1871年にフランスが普仏戦争に敗北した後から1918年の第一次世界大戦終戦までと、第二次世界大戦中の1940年から1945年までの二度ドイツに併合されているそうです。
この町の名前してもヴィッセンブールにしても、ドイツ語のワイセンブルク(Weißenburg、Weissenburg)をフランス語化したもので、「白い城」の意味だそうです。

まず、目に付いたのはヴィッセンブール市庁舎L'Hôtel de Ville de Wissembourg,

1677年の大火で多くの家とともに市庁舎も焼失したが、その後再建1752年に完成しましたものだそうです。

ショーウインドウも心なしか・・おフランス風ってここはおフランスでしたね。


ただ、友達に言わせると『窓』がおフランスの扉窓だということです。つまりドイツのようにスライド式ではなくって2枚扉の外側にガバット開くやつ・・ということだと思います。


それに、第2次世界大戦中はドイツに併合されていたとはいえもともとはフランス領土。だからさっきのプファルツの町に比べると断然と爆撃被害は少ないそうです。



昼休みのせいでしょうか人影が・・

kおばちゃんもお昼にしようかしら・・と歩いていたらビストロ発見!


でも、よく考えてみたら・・ついさっき朝ごはん食べたばかりなのよね。今日はあまり歩き回る予定もないし・・ここは我慢です。

きれい・・とはいえませんが、小さな運河がありました。

ラウター川Lauterの支流でしょうか。

そんな運河にも通じるところにケーキ屋さんがありました。


そうそう、これこれ。お茶ぐらいだったら・・大丈夫・・ね。
運河沿いのテラス席で、暑い日差しを避けながら頂きましょう。


kおばちゃんの大大大好きなサバランsavarinです!!


美味しい~幸せ!!お子ちゃまのころ(今でも)このサバランといえずサラバンとラとバを何故か入れ違って覚えてるんです。おばかなkおばちゃん・・
さすがおフランスのお菓子!リキュールたっぷりで美味しい。おフランスの香りです。
あーーここまで足を伸ばしてよかった!

路地にはこのお菓子屋さんの車でしょうか?駐車中ですが・・


扉の隙間から冷気が出ています。そして覗いているのはケーキですね。


どこかへ配達でしょうか??

そういえば、当然なのですが、お客さんもお店の人も会話はおフランス語です。
きっとドイツ語で話しかけても会話は出来ると思いますけどね。

kおばちゃんは、このお店でチョコレートもお買い上げしてニコニコで後にしました。

さあ、もう少し歩きましょうね。
コメント
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