今日も・・曇り。
秋晴れというのは一体何時くるのでしょうね??
ここのろことの円高。実はkおばちゃんにとってはありがたいのですが・・日本経済にとってはね。
先日お仲間に頼まれて、米国で楽譜をオーダーしたのだが、チョとすったもんだあって、決済がおくれたのです。
○7月1日(木)
トシェビーチTřebíčの町を観光するkおばちゃん。
お目当ての世界遺産のユダヤ人街に辿り着いたのですが・・うーーんここをどう観光したら良いのでしょうね?
kおばちゃんがこの町に寄ったり理由は、もちろん世界遺産にひかれたかれですが、そのなかでも『ユダヤ人街』というものに興味があったんです。
昨日も書いたとおり、200年ものあいだキリスト教徒と共生して来たここのユダヤ人街(ゲットー)は1411年に最初に16戸のユダヤ人の記録がのこっているそうですが、その後18世紀後半にはこのモラビア地方で最大のユダヤ人コミュニティーに成長していたようです。
今回kおばちゃんが追っかけてる?マーラーもユダヤ人家系ですよね。
ですから、東欧におけるユダヤ人とは?ユダヤ人の生活とは?ということで興味がありました。
そもそも、何をもって『ユダヤ人』と呼ぶのか・・、もちろん家系もありますが、ユダヤ教を信じている人々というのがその大枠ではないかと思っているのですが・・
現在でもエルサレムで宗教間対立が激しくあり、その民族意識は多神教の日本に育ったkおばちゃんには到底理解できないのですが、先祖代々面々とその宗教で民族が続いてい行く・・国家がなくなっても・・というのはそれだけ信仰心が強いということでしょう。
祖国を追われて世界各地に散っていたユダヤ人達は、それぞれコミュニティーを築き、特に東欧地帯でドイツ語をしゃべるユダヤ人は『アシュケナージAshkenazim 』といわれてコミュニティーを結成しているそうです。
彼らはキリスト教の禁じている『金融関係』のお仕事を堂々と出来たので・・金銭的には恵まれていたようですが、『禁じられている職業』をしている・・ということは逆にいえば、『差別の対象』になっていたのでしょう。その活動には色々と制約がつけられていたようです。
マーラー家だってマーラーの生まれる前後にその移動の成約や、醸造免許の取得などの法律がやっと改正されたということでしたもんね。
蔑視といば、シェークスピアの『ヴェニスの商人』のシャイロックなんてその典型ですよね。
あの物語は結局お金を貸したのに『悪人』に仕立て上げられて、貸したものも返してもらえなかった・・って見方もできなくもなく、あからさまなユダヤ人蔑視の作品じゃないか・・とおもてるのですけど。
まあ、そんなことはおいといて、ここトシェビーチTřebíčでは、キリスト教徒とうまいこと融合して生き抜いてきたユダヤ人達の町並みというのが、世界遺産となっている・・と解釈していました。
とりあえずは・・この地区のインフォメーションを目指して見ます。
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こんな風景を見てkおばちゃんの意識は
なんでここが??という気持ちになりました。
kおばちゃんの頭の中には『世界遺産』=『美しいもの』と言う認識だったのですが・・ここは狭くて暗ーーい感じのするところです。
インフォメーションは直ぐ見つかりました
こですね。
インフォメーションの前にこの地域の地図
があります。
この建物自体ももともとは1670年のものでしたが、19世紀に改装されてユダヤ人ドイツ語学校としてりようされていたようです。
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こんなプレートも付いており
ホロコーストの展示などもなされているようです。
家と家とが密集しており(ヨーロッパにしては)
ゴミゴミ・・と言う感じです。
kおばちゃんのお仲間に言わせれば、『こういうゴミゴミしたところにユダヤ人達はおしこまれて生活させられていたんだ!!ということで、世界遺産なんでしょ。きれいじゃしょうがない。』という解釈です。
ゲットーの端っこまで行って見ましたが
この先は崖ですね。
川の中ほどからユダヤ人街を望むとこんな図になります。
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ユダヤ人街の端っこはもう廃墟のような佇まいです。少年が一人サッカーボールで遊んでいました。
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そもそもこのユダヤ人街はイフラヴァ川のJihlavほとりに立っています。
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このイフラヴァ川って、そうさっきまでkおばちゃんがいた街と同じ名前。もちろんあの町の端にもこの川の下流が流れていました。
そしてのこ川はJihlávkaというところを源にイフラヴァ川Jihlavとなり、Svratkaという流れに合流し、さらにターヤ川Dyjeとなり、モラヴァ川Moravaに合流し 最終的にはドナウ川Dunajに流れて行くそうです。
町の中にはこのように塗り変えられて
美しくなっている地域もありますが、基本的には・・あまり美しくないと思いました。
車が通り抜けられるような路地もあり
ますが、止める場所がありません。
建物の1階部分にこのような入り口が
あり、中に入って見ると・・曲がりくねっていますが次ぎの路地に出られる通りぬけになっています。
こちらにもそのような通路があります
それこそ暗いのと人目がつかない路地の奥なので『ゴミ』が放置されていたりします。
だから余計『ここが世界遺産?』と思うのですが、お仲間のいうとおり『こういう暗いゴミゴミしていたところに押し込まれていた』ということが『世界遺産』としての価値なのでしょう。
この町のとユダヤ人の歴史がわかっていると見方が違うかもしれませんね。
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他にもシナゴークとか見所があるのですが・・なんだかドヨーーンとした気分になってしまったので見ていません。
ユダヤ人墓地というのもこの町のももう一つの見所もこの上の丘にあったのですが・・途中まで上って辞めてしまいました。
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はい、へたれなkおばちゃんです。すみません。
このぐらいの住宅密集度ならば、kおばちゃんの周りでは『普通』なのですが、西洋人にいわせると『人間の生活するレベルではない』と言うことでしょうね。
富士山が『ゴミ問題』で世界遺産に登録されないと嘆いていますが、いっそのこと日本の住宅密集地でも登録し見たら如何でしょうかね?
秋晴れというのは一体何時くるのでしょうね??
ここのろことの円高。実はkおばちゃんにとってはありがたいのですが・・日本経済にとってはね。
先日お仲間に頼まれて、米国で楽譜をオーダーしたのだが、チョとすったもんだあって、決済がおくれたのです。
○7月1日(木)
トシェビーチTřebíčの町を観光するkおばちゃん。
お目当ての世界遺産のユダヤ人街に辿り着いたのですが・・うーーんここをどう観光したら良いのでしょうね?
kおばちゃんがこの町に寄ったり理由は、もちろん世界遺産にひかれたかれですが、そのなかでも『ユダヤ人街』というものに興味があったんです。
昨日も書いたとおり、200年ものあいだキリスト教徒と共生して来たここのユダヤ人街(ゲットー)は1411年に最初に16戸のユダヤ人の記録がのこっているそうですが、その後18世紀後半にはこのモラビア地方で最大のユダヤ人コミュニティーに成長していたようです。
今回kおばちゃんが追っかけてる?マーラーもユダヤ人家系ですよね。
ですから、東欧におけるユダヤ人とは?ユダヤ人の生活とは?ということで興味がありました。
そもそも、何をもって『ユダヤ人』と呼ぶのか・・、もちろん家系もありますが、ユダヤ教を信じている人々というのがその大枠ではないかと思っているのですが・・
現在でもエルサレムで宗教間対立が激しくあり、その民族意識は多神教の日本に育ったkおばちゃんには到底理解できないのですが、先祖代々面々とその宗教で民族が続いてい行く・・国家がなくなっても・・というのはそれだけ信仰心が強いということでしょう。
祖国を追われて世界各地に散っていたユダヤ人達は、それぞれコミュニティーを築き、特に東欧地帯でドイツ語をしゃべるユダヤ人は『アシュケナージAshkenazim 』といわれてコミュニティーを結成しているそうです。
彼らはキリスト教の禁じている『金融関係』のお仕事を堂々と出来たので・・金銭的には恵まれていたようですが、『禁じられている職業』をしている・・ということは逆にいえば、『差別の対象』になっていたのでしょう。その活動には色々と制約がつけられていたようです。
マーラー家だってマーラーの生まれる前後にその移動の成約や、醸造免許の取得などの法律がやっと改正されたということでしたもんね。
蔑視といば、シェークスピアの『ヴェニスの商人』のシャイロックなんてその典型ですよね。
あの物語は結局お金を貸したのに『悪人』に仕立て上げられて、貸したものも返してもらえなかった・・って見方もできなくもなく、あからさまなユダヤ人蔑視の作品じゃないか・・とおもてるのですけど。
まあ、そんなことはおいといて、ここトシェビーチTřebíčでは、キリスト教徒とうまいこと融合して生き抜いてきたユダヤ人達の町並みというのが、世界遺産となっている・・と解釈していました。
とりあえずは・・この地区のインフォメーションを目指して見ます。
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こんな風景を見てkおばちゃんの意識は
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kおばちゃんの頭の中には『世界遺産』=『美しいもの』と言う認識だったのですが・・ここは狭くて暗ーーい感じのするところです。
インフォメーションは直ぐ見つかりました
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インフォメーションの前にこの地域の地図
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この建物自体ももともとは1670年のものでしたが、19世紀に改装されてユダヤ人ドイツ語学校としてりようされていたようです。
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こんなプレートも付いており
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家と家とが密集しており(ヨーロッパにしては)
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kおばちゃんのお仲間に言わせれば、『こういうゴミゴミしたところにユダヤ人達はおしこまれて生活させられていたんだ!!ということで、世界遺産なんでしょ。きれいじゃしょうがない。』という解釈です。
ゲットーの端っこまで行って見ましたが
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川の中ほどからユダヤ人街を望むとこんな図になります。
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ユダヤ人街の端っこはもう廃墟のような佇まいです。少年が一人サッカーボールで遊んでいました。
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そもそもこのユダヤ人街はイフラヴァ川のJihlavほとりに立っています。
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このイフラヴァ川って、そうさっきまでkおばちゃんがいた街と同じ名前。もちろんあの町の端にもこの川の下流が流れていました。
そしてのこ川はJihlávkaというところを源にイフラヴァ川Jihlavとなり、Svratkaという流れに合流し、さらにターヤ川Dyjeとなり、モラヴァ川Moravaに合流し 最終的にはドナウ川Dunajに流れて行くそうです。
町の中にはこのように塗り変えられて
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車が通り抜けられるような路地もあり
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建物の1階部分にこのような入り口が
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こちらにもそのような通路があります
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それこそ暗いのと人目がつかない路地の奥なので『ゴミ』が放置されていたりします。
だから余計『ここが世界遺産?』と思うのですが、お仲間のいうとおり『こういう暗いゴミゴミしていたところに押し込まれていた』ということが『世界遺産』としての価値なのでしょう。
この町のとユダヤ人の歴史がわかっていると見方が違うかもしれませんね。
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他にもシナゴークとか見所があるのですが・・なんだかドヨーーンとした気分になってしまったので見ていません。
ユダヤ人墓地というのもこの町のももう一つの見所もこの上の丘にあったのですが・・途中まで上って辞めてしまいました。
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はい、へたれなkおばちゃんです。すみません。
このぐらいの住宅密集度ならば、kおばちゃんの周りでは『普通』なのですが、西洋人にいわせると『人間の生活するレベルではない』と言うことでしょうね。
富士山が『ゴミ問題』で世界遺産に登録されないと嘆いていますが、いっそのこと日本の住宅密集地でも登録し見たら如何でしょうかね?