ジャパンマスターズ その③

19/7/15

今日の種目は１００ｍ背泳ぎ、今年初めにベストタイムが出た種目。
心に秘めた熱い思いが沸き立っていた。
だが無情の台風予報は関東地方を直撃すると言う。
バス、電車、地下鉄、徒歩と言う行程は台風にふさわしくない。
朝は雨が若干降っていた。
この程度なら行けると思った。
だが、台風の予報は午後に盛りを迎えると言う。
どうする？？カミサンは「止めろ」と言っている。
もっと若かったらこの程度なら出勤もするし、出かけもするであろうが、出勤ではない、義務でもない、遊びである。
台風なのに出歩く年ではない…と思った。
「無念であるが止むを得ない」…と覚悟を決めたら気が楽になった。
この日は何もせずよく眠った。
疲れていたのかもしれない。

実は、昨日、プールからの帰途で強い雨に遭い、辰巳の陸橋の上でスリップした。
転倒を避けて傘を投げ飛ばし、右手で路面を支えたとき、突っ張った左足に激痛が走った。
抵抗しないで転倒していたら、左足は無難であったと思う。
その代わり、頭か腰を打っていたかもしれない。
痛みをこらえて帰宅してから風呂に入って左大腿部に湿布をした。
翌朝は痛みも引いて、歩いても大丈夫になっていた。
だがこれも、棄権の前触れであったかもしれない。
夕方、雨も止んだので買い物に行き、５キロの米、その他をリュックに入れて背負って帰った。足の具合は多少の違和感が残っているが特に別状なし。
台風はさほどの被害を出さずに通過していた。
残念であった。

写真：昨日まで獲得したメダル。金でも銀でも銅でも無い、真っ黒の鉄のメダル。