Kappa-Jiiya の 水泳日記

ジャパンマスターズ、世界マスターズ上位入賞を目指して。

地震の夜

2011年03月11日 | Weblog
23/3/11
三陸沖と茨城県沖でほぼ同時に地震が起きた。
三橋老人いこいの家では、一階和室に囲碁の客が約20人、
2階のレクリェーションルームにカラオケの客が14名、居た。
揺れがひどくなってきたので、私は和室と玄関のドアを開けて、客を外に誘導した。
囲碁の客は次第にひどくなる揺れに驚いて、総立ちになり玄関に向かった。
和室に置いてあった囲碁大会のトロフィーが4本倒れた。
カラオケの客は丁度終了の時間になったので、みな帰り支度をしていた。
2階から階段を降りる際に、あまりに揺れがひどくなり、しゃがみ込んでしまう客もいた。
次第に揺れが収まったので、カラオケの客はみんな帰った。
囲碁の客はいったん外へ出た人も戻ってきて、囲碁を続けた。
その後卓球の客が4名来たが、まだ少し余震があったので、すぐに帰宅した。
結局、囲碁の客が10名ほど残って、対戦を続けるもの、テレビで地震の状況を見る者もいた。
テレビでは三陸方面の津波の状況を繰り返し写している。

18時過ぎに帰宅した。
かみさんが非常持ち出しリュックなどの避難の支度をして待っていた。
風呂の水があふれたそうだ。
2階に上がってみて驚いた。
仏壇の中の仏像が全部倒れて畳に飛び出していた。
床の間の仏像やトロフィーなども倒れていた。

テレビも棚から落ちていた。出窓に置いた本は半分以上畳に落ちていた。
廊下の本棚が20センチ東に移動し、その上から、ビデオカメラが落ちていた。

2階の音楽室ではCDの棚から半分以上のCDが飛び出して床に散乱していた。
壁にかけていた能面は全部斜めになっていた。
電子オルガンの上のカセットテープも床の上に散乱していた。


書斎では洋服ダンスが20センチほど移動していた。
かみさんの洋裁室はすべてのものが散乱していた。

かみさんがガスの元栓を閉めていたので夕食のため開栓して、
点火しようとしたが点かない。
外のガス栓に行ったら赤いランプが点灯していた。
黒いボタンを押してしばらくしたら点火したので味噌汁を沸かすことができた。
炊飯器は正常に働いていたので、飯は普通に食べることができた。
現在21時57分だが、まだ余震がある。

テレビは仙台地方の津波の状況を写している。
船、漁船、軽トラック、乗用車、住宅などが一緒になって津波に流されている。
川が津波で逆流している。人も流されている。
道路路上で様子を眺めている人もいる。
千葉県市原では石油コンビナートが火災を起こしている。
まったくひどい有様だ。

今夜は風呂に入らず、服を着たまま居間で休むことにする。



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