去年、、我が家に年間購読で最後に届いた、主婦向けの月刊誌、「ミセス」。
次女が二年間にわたり、クリスマスプレゼントとして、私のために購読契約してくれたものです。
以前このブログで取り上げ、ご紹介したことがありますが、ご記憶の方は、無論いらっしゃらないでしょう。
我が家では、私の母、私、更に娘と、三代にわたり読み継がれきた雑誌です。
次女より長女の方が、月毎に忘れず購入し、読んでいるようですが。
雑誌も、内容の充実度が、歳月と共に微妙に変化し、生彩を放ったり、欠いたり、といいろいろするものですね~
とはいえ、読者の感じ方は、千差万別。
私の印象とは、まったく異なる受け止め方をする人がいて当然です。
但し娘達は、私が手塩にかけ育てた子供達ですから、どこか感性も似ています。
ミセスに関しては、次女と私の受け止めた印象が、最近一致しました。
あの頃は良かったけれど、今はチョット云々、と言った感じでしたでしょうか。
次女はある会社の広報で働いていますから、編集者とも交流があり、雑誌社などの内部事情も、幾分分かるようです。
編集長や編集者が変わると、雑誌の雰囲気は微妙に変化するもののようですね~
前置きが長くなりましたが、実は今日、私がお話ししたかったことは、雑誌、ミセス関連の、別の話題です。
去年、私が受け取った最終誌、12月号に添えられてきた、とても素敵なカレンダーのお話です。
恐らく、年間購読者のみへのサービスではないかと思います。
正に雑誌社ならではといった、センスあふれる贈り物。
或るファブリック会社のの広告カレンダーに過ぎないのですが・・・・・・
一目見るなり、思わず感動してしまいました。
カレンダーを手にし、我が家のファミリールームにぴったり合いそう、と私は一人でご満悦。
私が常時暮らすその部屋は、写真のようなクラシックな雰囲気ではありませんが。
色調が、この部屋にとてもマッチしている、と感じ、嬉しさがひとしおでした。
毎日、そのカレンダーをちらっと眺めては、幾分優雅な心持になり・・・・・・・
今日も素敵に過ごさなければ、と思います。
しかし私が気に入ったのは、この写真だけではありません。
写真の下に、素晴らしい言葉が添えられていたのです。
その言葉とは次のようなものです。
家の中に役にたつかどうか分からないものと、美しいものと思えないものはおかないこと ウイリアム モリス
私の心に、奥深く染みいりました。
まさに私の暮らし、生き方の目標の一つであったからです。
私はものを購入する際は、じっくり吟味、検討し、本当に自分の感性や趣向に合ったものしか買わない方針できました。
吟味、検討する、と書きましたが、一番重要視したのは、やはり一目惚れでしょう。
しかし、商品が溢れ満載のような時代であっても、なかなか一目ぼれの品物には出逢えるものではありませんね~
ですから迷ったら、決して買わない、を実践してきたといえば良いのかもしれません。
もちろん、幾分妥協の買い物も、枚挙にいとまがありません。
とは言ったものも、出無精の私。
ショッピングが特別好きなわけでもなく・・・・・・
一体、私は、この記事を綴りながら、何を自分が言いたいのか、分からなくなってきました。(笑)
気取った物言いをしても、実際は私の思い描く理想の素敵な暮らしとは程遠い、といったことでしょうか。。
しかし、多少でもこの心がけを忘れず暮らしてきたお陰で、我が家で手に触れるもの、目に触れるものは一つ一つ思い出と愛着があります。
私の審美眼にも、何とか叶っているものがほとんどです。
けれど、それにしては、物が相変わらず溢れ、雑然とした我が家。
何故でしょう。
カレンダーの言葉を見つめながら、気が付いた事は、役に立つかどうか分からないものが、我が家には多すぎる、ということでした
昨年は断捨離を随分行ったつもりですが、まだまだ不十分。
今年は、カレンダーに添えられた言葉を目標にした暮らしを、もっともっと心掛けましょう。
身の回りにあるものを、私の美意識で分別し、役立つかどうかの価値基準も意識し、取捨選択をしていきたい、と思っています。
素敵な暮らしも思い描くイメージは、皆さん、異なりますものね~
そのイメージをそれぞれが描き楽しみ、実践を心がけながら日々を重ねることで、私達の老後は一層輝いたものになるのではないでしょうか。
そのように肝に銘じて、今日からまた再スタートです♪
ご訪問有難うございました。