前回では、お出かけ記の続きを書く事にしていましたが、思いが違うことに移り、予定が狂ってしまいました。
今日は元に戻し、如何にも平凡な主婦らしい話題を、また綴ります。
その前に一言。
前回の記事では、日頃の二倍近い応援を頂戴し、驚くとともに素直に嬉しく、お陰さまで、私の傷ついた心が、随分癒されたました。
最近は日本ブログ村では肩身が狭くなる一方でしたから・・・・・・
感謝の心を込めて、心より厚く御礼を申し上げます。
ブログ村を出る事も、度々考えました。
けれど、このような事態に陥った時には、平常心をできるだけ保ち、いつもと変わりない暮らしと対応をすることの方が大切では、と思うようにしています。
後に悔いを残す事が多いと、嫌な思い出が何時までも尾を引きますものね~
さて、今日は又、婦人用品のショッピングのお話です。
ゆえに男性の方には興味のない話題では・・・・・
どうぞスル―なさって下さいませ。
前回お伝え致しましたように、ここ数カ月、私が購入したいとの強い思いを抱いていた品物とは、キャリーケースです。
その理由は、私のお出かけ時の特徴ゆえでしょう。
何故か私は外出時に持つバッグが、何時も非常に重たくなります。
妹夢路に、若い頃から呆れられていました。
一方、夢路は、いつも実に身軽。
バッグの中身は、お財布、携帯電話、お化粧ポーチ、キーホルダー、ブラッシ、手帳、小さな鏡、その他の小物類、それに新聞の切り抜き(笑)といったところでしょうか。
更にブロガーになってからは、よくカメラを持ち歩くようになりました。
これで一気に私の荷物の重量が増しました。
このカメラを収めるために、昨年の冬、大きなトートバッグを購入しました。
ブログでもご紹介しましたが、ご記憶の方、おられますか?
私は、このバッグを大変気に入り、その後いつも持ち歩き、既存のハンドバッグをほとんど使用しなくなりました。
とても軽く、大きさも調節でき、リバーシブル。
七変化とまでは行きませんが、目先の変化が、私を愉しませてももくれます。
その上、ナイロン材質のため、とても軽いです。
去年の同窓会でお会いした、お洒落な友人が大変気に入り、、私も同じバッグを帰ったらすぐ買うわ、とおっしゃっていましたが。
その後どうなさったでしょう。
しかし、このバッグさえカメラを入れると、もう若くない私の身には、かなりの負荷がかかります。
もっと、手軽に持てて、ショッピング時に、重宝するものはないかしら、と考えている内に、行き着いたのがキャリーケースでした。
数年前だったでしょうか。
若い女性が小型のキャリーケースを持つのが、流行した時期がありましたよね。
それが念頭にあったので、街中へのショッピング時にも持ち歩くことを思い付いた私です。
ですが最近は、めったに見かけなくなりました。
ファッションとしては既に廃れ、今どき持って歩くのは野暮ったいのかしら。
早速、先日、次女家族が訪れた時、Mちゃんに相談してみました。
ネットで私に似合うものを探してほしい、と。
Mちゃんは、すぐ思い当たるものなかったようで、しばらく考えた後、
「もしかするとローシャンによい商品があるかもしれない」
と言って、そこのホームページを開きました。
ブランド名にあまり詳しくない私ですが、ローシャン?
聞き覚えがあります。
すぐ思い出しました。
素敵なブロガーさんの野いちごさんのお姉さまがご愛用で、色違いのトートバッグをたくさんお持ちでいらっしゃいましたよね。
そのバッグを、お姉さまが、野いちごさんに贈られた記事を、微笑ましい思いで拝読したことがあります。
娘も私に、そのバッグを薦めててくれました。
お値段は、決して安くはありませんが、手頃です。
いつか私も、春、夏、秋、冬色でせめて4個は購入したいな~
ところがキャリーケースは革製しかなく、軽く20万円を超えていて、びっくり。
「そんなに高くなくていいの、もっと安いの探して」
とお願いしましたが、結局、お洒落で手頃な値段のものは、ネットでは見つけられませんでした。
無論下調べのつもりでしたが・・・・・
そこでNちゃんに決めてもらっておけば、ショッピングに出かけた際、手っ取り早くて助かったのですが。
そして先週の金曜日、お目当ての物を決められないまま、それを購入することを第一目的で、私は出かけました。
目的地のデパート界隈に辿り着き、最初に向かったお店が、ブランド店が軒を連ねるストリートにあるプラダ。
去年買ったトートバッグが、このお店の商品だったからです。
揃えて買えば、統一感が出ていいのでは、と思いました。
しかし去年の暮れには所在していたこのお店が、ひと月前に、その場所から撤退たとのこと。
大変がっかりした私です。
仕方なく西武デパートのお店に問い合わせてみました。
理想の大きさのものはありましたが、やはり20万越え。
確か25~6万。それに紳士用のみです。
思わず「お高いんですね~」と言いましたら、
「細工が細かくて、金製品が一部使用されていますから」
とのことでした。
とても年金暮らしの私には、もったいなくて買う勇気が湧きません。
西武に行くのは諦め、エトロや、ヴィトンのお店にも、目の保養とばかり、入店し、試しに持たせてもらいました。
何とヴィトンの私が一目で気に入った小型のキャリーケースは、30数万円。
実はまだ旦那さまが働き盛りの頃、このお店で買い求めた大きなキャリーケースが一つあります。
それと同じ商品が今も棚に陳列されていました。
購入してから、17~8年経ちますが、その当時はもっとお安かったのではないかしら。
布製で、ビトンらしくないさりげなさが気に入って、思い切って買いました。
材質が布で伸縮性があるため、見た目より、実にたくさん荷物が入り、重宝してきました。
今では色も褪せ、何とも見映えがよくありませんが、一生使用し、もとを取り返さなくては・・・・・・。(笑)
今回は、むろん買う気にはなれません。
そんな境遇になった自分に、多少寂しさを覚えながら(笑)、そのお店を後にしました。
結局買ったのは、旅行用品売り場にある平凡な商品です。
めぼしき品は、2点しかなく、心から気に入ったわけではありませんでしたが、四万数千円で今の私も身には適正価格。(笑)
何だか優雅さには欠けますが、バッグをかけたり、スカーフを結べば、雰囲気も多少変わるでしょう。
そうするとこんな感じです。
今後はこのバッグを持ってショッピングに出かけるつもりです。
しばらく不要だと思えば、カメラとともに一時預かり所に預けてもらいましょう。
その日もデパートを出る際には、この中に、バッグの小物大半を移し替え、家路に就きました。
何と身軽になったことでしょうか。
嬉しくて足も自然と軽やかに。
今後も、このキャリーケースをもってお出かけすれば、肩こり、疲労共、激減するに違いありません。
カメラを、時に3脚を持つことも苦にならないでしょう。
年齢相応の役に立つ買い物ができた、と思う一方、そのバッグを眺めては、妥協の産物だわ、と独り言。(笑)
最後に妹夢路と交わした会話をご紹介。
とても嫌がる妹に、某ブログの記事を読んでもらい、その後、要約と感想を聞かせてもらった時のお話です。
(私は既にブロック済みですから見られません)
私 「私、海外旅行に行くわけではないし、国内旅行だって、外食だって、ショッピングだってめったにしないし、実に慎ましい暮らしを、
日々送って いるのにね~ Y(夫)さんだって、2度も肝臓がんの手術をし、いつまた、がんが再発するか分からないし・・・・・・
私自身も体調不良で、この2年間、いろいろ苦労し、それもすべて包み隠さず、正直にブログに綴ってきたのに・・・・・・・
貴女の方がはるかに贅沢な生活を送っているじゃない。」
夢路 「でも何故か、お姉さまのブログって、とても優雅な雰囲気がするのよ」
私 「そうかな~誤解もいいところね~」
でした。(笑)
ご訪問、有難うございました。