一昨日は日が暮れて外が薄暗くなってきたころ、長女のMちゃんから突然電話がありました。
夫婦で修善寺に旅行に出かけ、今その帰りとのこと。
帰路の途中に当たるので、私の家にお土産を届けてくれるとのことでした。
私はお昼過ぎに洗髪を済ませ、お昼寝もとり、お部屋の整理整頓は完璧。
ですから大歓迎。
首を長くして待っていました。
最近は家庭感染が多いとの報道を目にするので、マスクをするべきかどうか迷いましたが。
久しぶりの再会ですから、できればこんなもの顔につけたくなくて。
娘と相談して決めることに。
三十分位で到着すると連絡があったのに、なかなか来ません。
気になって電話を掛けると、途中で事故があり渋滞に巻き込まれているとのこと。
結局、到着したのはそれから一時間後だったでしょうか。
早速にマスクを着用すべきか尋ねると、Mちゃんは明るい声で言いました。
「つけなくても大丈夫よ。旅先は感染対策はしっかりしていたから」と。
夫婦共に、とても元気そう。
Mちゃんは顔がふっくらして、以前より若返った感じ。
その様に伝えると、
「見た目ですぐわかるものなのね」と言い、ちょっと驚いた様子。
「実は二キロ肥えたの」と。
それで私は答えました。
「今ぐらいがちょうどいいわよ。でもそれ以上は太らないように注意してね」と。
私は少々コロナ太りをし、悩んでいるところでしたから。
お茶と駄菓子で一服してもらいましたが
夫婦が私にはお土産のお饅頭をすぐ食べてほしいと言うので、早速いただきました。
宿泊した所は老舗の高級旅館。
五百数十年の歴史がある旅館とのこと。
一泊一人10数万する部屋をGoToトラベルのお陰で8万円台で宿泊できたようでした。
朝作られたばかりの評判の高い銘菓が私へのお土産。
確かに美味しくて、心がほっこりするような上品な甘みのあんこでした。
五百数十年の伝統がある旅館ってどんな佇まいの建物なのかしらと思い検索してみました。
宿泊料が安くなったとはいえ、一泊8万何て、サラリーマン生活を送ってきた私には考えられない贅沢さです。
ですからびっくり。
池の先には能舞台がある日本庭園があるそうです。
写真で見る限り、正に高級旅館の趣一杯の佇まい。
自分の旅行でもないのに、それを語り画像を載せる私の可笑しさ。(笑)
娘夫婦の話を聞いていると、まるで自分もその旅行を体験しているかのような楽しさでしたから。
私は自分の体力や最近多少また痛みを感じる足のことを想うと、もう一人旅やツアー旅行は考えられない気がするのだけれど・・・。
娘達が一緒なら何とかなりそう。
「コロナ禍が終息したら、どこかに連れて行ってね。
家族とならすべてお任せで、気楽に行けるから」
と言いました。
Mちゃんは笑顔で快諾してくれましたが。
無理してまでも出かけたいとも思わない私。
おうち大好きで、余りに出不精な自分が少々恥ずかしくなります。
普段用の茶器で翌日のお茶一服のひと時
思いがけない来訪で、楽しく過ごした日暮れ時のひと時は、あっという間に過ぎ去り
オンライン授業があり、旅行にも特別興味がなく家で待つ息子のもとに若夫婦は帰っていきました。
愛車が見えなくなるのを外に出て見送った私。
コロナ禍にもかかわらず、二人共、とても元気そうで、心から安心した私です。
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