もやいマンション日記

マンション役員の体験を綴った「マンション日記」に、プライベート所感を綴った「nonnon日記」が混ざっています。

No388「2022年末、冬本番」

2022-12-11 | 日記

            nonnon日記

 12月も中旬となり、いよいよ公園の池も

氷と雪に覆われつつある。「今日はもう、カモさん達、旅立って行ってしまった

かな?」と毎日恐る恐る池を覗きに行く。そして「まだ居たー」と姿を見つけて

嬉しくなる。カモさんの2~3羽が近づいてきて「挨拶」してくれると余計に

ハッピーに! でももうじき、お別れだ。旅の途中に、鷲とか鷹とか、天敵に

襲われることもあるだろう。気を付けてね。鳥インフルエンザにもかからないでね。

怪我とかしないようにね。

長距離を飛んで、肩凝りとかしない?

ーあんたじゃあるまいしー   ダヨネー。

 

 落葉樹の大木の枝に付いているこの

ボンボリみたいなもの、何だと思います?

私は長ーい間、これは、カラスの巣だとばっかり思っていました。

散歩途中にいつも見上げて、春、強風の時など、ゆっさゆっさ揺れて、巣の中で

雛を抱きかかえたお母さん鳥が、オロオロしているんじゃないかと、心配した

ものでした。ところが最近、ネットで鳥について調べた時、これが鳥の巣ではなく

「ヤドリギ」であることを初めて知ったのです! 

そしてその生態を知ってまたビックリ!

<ヤドリギ>

ナラ、ブナ、白樺、ナナカマド等の落葉広葉樹に寄生する植物。

木の枝にくっついて発芽して胚軸を伸ばし、樹皮の下に侵入、寄生根から養分水分

を吸って成長。自身も光合成をする。小鳥がその実を食べ、種は消化できず、排せつ

する。すると種の周りのネバネバした部分が鳥のオシリに垂れ下がって、木の枝に

くっつく。種が、地面に落ちずにうまく木の枝にくっつくと、そこから「寄生」

が始まる、  ーのだそうである。  何と、したたかな生存戦略!

ヤドリギ という言葉は知っていたけれど・・・

自然界の生き物もみんな、頭がいいなァー と感動して・・・

相対的に・・・知らなくて「同情」していた自分がバカに思えた「学習」でした。

こんな結構な歳になっても、まだまだ世の中には知らないことが多い。

「知らない」ことの多いまま、私は人生を終えるのか、と思うと残念ではある。

 

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