マンション日記
リフォームは、用途を熟慮して購入品を選択すること、
品質・価格の比較、工事前後の整理、工事中の生活の
不自由さ等、とてもエネルギーを要する一大イベントと実感
しました。大変でしたが、‘労力’の甲斐あって、水周りが
やっぱり、とても便利になりました。
BeforeーAfter
浴槽の高さが低くなり、手摺も3箇所つけました。
入浴介助の際に邪魔にならないよう、棚等が出っぱらないよう
小さいものに替えてもらい、浴槽水栓も端に寄せてもらいました。
洗い場水栓を棚の下に移動したのは良かったのですが、
工事ぎりぎりに、バケツが下に入らないことに気がつき、
少し上げてもらい、セーフでした。
追い焚きでない浴槽にしました。管を‘ジャバ’等で掃除しなくては
不衛生になることが面倒だったからですが、使ってから‘正解’と
実感しました。今の‘断熱浴槽’は、翌日でも、3分の1程お湯を
落として、60度のお湯を足せば、充分温かいです。エコ仕様です。
以前のシンクは小さくて、洗面器も入りにく
かったのですが、今度のは、底が平たくて長方形。
洗面器が2つ入る広さで、シンクばかり、こんなに広いのは
無駄ではないか、と心配でしたが、
使ってみると‘手洗いもの’の洗濯にとても便利で、あまり
かがまないで作業できるので、腰に負担がかからず、
手洗いが苦にならなくなりました。
水栓は、プラスチック製で、すぐ傷みそうに思えましたが、
左右に首が振れて金属の蛇腹パイプがジャジャジャーと引き出せて
意外にタフで、使い勝手がとても良いです。
またシンクが出っ張っているので、下の開きドアを開ければ、
車椅子でも歯磨き洗面をし易いです。
1つ、難を言えば・・・コップを右手に持った状態で、レバーを
左手で上げて水を出すと・・・腕が交差して・・・朝晩腕が何回か
×点になります。(この種の洗面化粧台は皆、レバーが右、水栓が左に
なっているようです。)
<トイレ>
入口は、ドアを反対側に付け
替えて2センチ広くなりました。
中の壁を壊して拡張して、車椅子対応便器に替えました。
座面に穴の開いた、水周り用車椅子をバックさせると、この便器に
すっぽりハマる筈です。介護する側もされる側も、負担軽減です。
介護用品の洗える大きいシンクに
付け替え、お湯の出る混合栓も
とりつけてもらいました。
夜中にシーツを
洗わなければならない場合も、フットワークが軽くなります。
使ってみれば、雑巾洗いにも、バケツが必要なく、靴・スリッパ等も
気軽に洗えて、とっても便利です。
こちらは台所水栓です。近所の
ホームセンターで見つけて
良さそうと持ったので、この工事のチャンスに、
と、取り付けてもらいました。浄水器内蔵で、浄水・シャワー・
原水の切り替えレバーがあり、左右に振れ、先は360°回り、
蛇腹の金属パイプがビーと伸びて、シンク洗いに重宝・・・・
と思ったのですが、先の柄の部分が重厚過ぎて、ちょっと
引き出した状態では使い難いです。
やっとリフォーム工事を終えた後、思ったことは、・・・・
リフォーム工事は、かなりシンドイ、
少しでも体力のある内にやっておくべきこと、と思った。
まずは、きっかけを作ってくれた、お2階さんの水漏れに・・・
感謝!
ささやかな、我が家の老い支度、というか介護準備の・・・
ハード面はOKとなった!
次はソフト面・・・こちらは実は、不安だらけ・・・なのでした・・・・・。