普通な生活 普通な人々

日々の何気ない出来事や、何気ない出会いなどを書いていきます。時には昔の原稿を掲載するなど、自分の宣伝もさせてもらいます。

病んでいる、などというレベルではない。

2014-07-29 23:45:57 | まあまあ社会<的>な
49歳のおっさん、自称イラストレーターが、小学校5年生の少女を「かどわかし」、自宅を改造して造った監禁部屋で監禁していた、という事件。

「人を殺してみたい」と思い、同級生の少女を自宅に呼び込み頭を鈍器で殴り、首を絞め殺し、その死体の解体を試みたという、同級生少女が引き起こした、事件。

なにか、根っこがつながっている。

20年ほど前の、宮崎勤の連続幼女誘拐殺人事件と、酒鬼薔薇聖斗の神戸連続児童殺傷事件を思い出してしまった。

なにも得るものなどない記憶の果てに、まったく忘れることのできない残滓として残る二つの事件。

それと、ほとんど似たような事件が、あれほどのインパクトもなく受け止められているように感じてしまう今の世の中。

慣れなどというレベルの問題ではなく、病んでいるというレベルの問題でもなく、ただどうということもなく受け止めてしまう人々のいる恐怖。

日本という国は、どこか衰微している気がする。

物事にまともな反応もできなくなっているのでは? などと思ってしまう。

なんだか、ボクも「人並み」におかしくなりそうだ。