11月の国内新車販売台数が発表になった。
なんとトップは日産ノート、しかも軽自動車トップN-BOXを抑えての堂々の1位だ。
登録車では長い間トップに君臨していたプリウスを2,000台以上上回る15,800台。
日産車としてのトップはなんとトラッドサニー以来30年ぶりだ。何と言ってもE-POWERと言う新しいハイブリッドシステムによるところが大きいだろう。
カテゴリーとしてはプリウスやアクアと同じハイブリッドカーだが、プリウスが電気自動車とガソリン車を行ったり来たりする協調型なのに対し、ノートE-POWERは発電機を持った電気自動車と言う感じか?
ピュアな電気自動車は、とにかく電源の確保が課題。しかもエコとは言うけれど、電気を作るのにどれだけ環境破壊をしているかわからない。
そういう意味で自家発電式電気自動車のノートは、ガソリンさえ確保できれば大丈夫だから安心だ。
本当は全くのニューモデルにこのシステムを積んで欲しかったが、それにしてもプリウスを抜いたというのはすごい。
筆者の好みとは正反対のクルマではあるが、ファミリーカーには良い選択かもしれない。