1970年代初めだったか、一時「屋根の上のヴァイオリン弾き」に凝った。森繁久
彌主演の東宝ミュージカルを観にいき、アカデミー賞を受賞した、トポル主演の
映画も観た。東宝ミュージカルの実況録音盤も購入した。文字通り泣き笑いした
ものだが、背景については通り一遍の理解しかできていなかった。(*)
その頃からだろうか、ユダヤ人に興味を持った。「ユダヤ人」の専門家の域には
程遠いが、ユダヤ人に関する何冊かの本を読んできた。
ユダヤ人の歴史は?ユダヤ人はなぜ(ヨーロッパで)迫害されてきたのか?なぜ
優秀なのか?ユダヤ教とは何なのか?
(*)よく注意するとユダヤ人迫害をテーマとした映画が多いことに気付く。
「シンドラーのリスト」、「ライフイズビューティフル」、「戦場のピアニ
スト」、「耳に残るは君の歌声」等々。
講談社現代新書4月の新刊『ユダヤ人 最後の楽園』(大澤武男著)を読んだ。
第一次世界大戦後のドイツ、ワイマール共和国時代の15年間にスポットを当て、
ドイツユダヤ人の繁栄と苦難の歴史を詳述している。
著者は1942年生まれ、上智大学文学部卒、同大学院修士課程修了。専攻はドイ
ツ・ユダヤ人史。講談社現代新書に『ユダヤ人とドイツ』、『ヒトラーとユダヤ
人』、『ユダヤ人とローマ帝国』がある。
ユダヤ人として、ワイマール憲法の起草者プロイス、社会主義者アイスナー、外
務大臣ラーテナウ、有名なアインシュタイン、カフカ、フロイト等が登場する。
一方、その時期はヒトラーが登場し、政権へ近づいていく時代でもあった。
ヒトラーは、民主主義体制の下、経済問題と反ユダヤ主義によって政権を獲得し
たのである。
著者は書いている--「いったい、一パーセントの少数派ユダヤ人が、ナチスに
対し、ドイツ国民に対し何をしたというのか。・・・・・・(ユダヤ人迫害は)まさに
人類文明の破滅、破局への道であった。」
彌主演の東宝ミュージカルを観にいき、アカデミー賞を受賞した、トポル主演の
映画も観た。東宝ミュージカルの実況録音盤も購入した。文字通り泣き笑いした
ものだが、背景については通り一遍の理解しかできていなかった。(*)
その頃からだろうか、ユダヤ人に興味を持った。「ユダヤ人」の専門家の域には
程遠いが、ユダヤ人に関する何冊かの本を読んできた。
ユダヤ人の歴史は?ユダヤ人はなぜ(ヨーロッパで)迫害されてきたのか?なぜ
優秀なのか?ユダヤ教とは何なのか?
(*)よく注意するとユダヤ人迫害をテーマとした映画が多いことに気付く。
「シンドラーのリスト」、「ライフイズビューティフル」、「戦場のピアニ
スト」、「耳に残るは君の歌声」等々。
講談社現代新書4月の新刊『ユダヤ人 最後の楽園』(大澤武男著)を読んだ。
第一次世界大戦後のドイツ、ワイマール共和国時代の15年間にスポットを当て、
ドイツユダヤ人の繁栄と苦難の歴史を詳述している。
著者は1942年生まれ、上智大学文学部卒、同大学院修士課程修了。専攻はドイ
ツ・ユダヤ人史。講談社現代新書に『ユダヤ人とドイツ』、『ヒトラーとユダヤ
人』、『ユダヤ人とローマ帝国』がある。
ユダヤ人として、ワイマール憲法の起草者プロイス、社会主義者アイスナー、外
務大臣ラーテナウ、有名なアインシュタイン、カフカ、フロイト等が登場する。
一方、その時期はヒトラーが登場し、政権へ近づいていく時代でもあった。
ヒトラーは、民主主義体制の下、経済問題と反ユダヤ主義によって政権を獲得し
たのである。
著者は書いている--「いったい、一パーセントの少数派ユダヤ人が、ナチスに
対し、ドイツ国民に対し何をしたというのか。・・・・・・(ユダヤ人迫害は)まさに
人類文明の破滅、破局への道であった。」
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