「うつせみ和尚」のお説教

『うつせみ和尚の日記』二件の事故が元で『(複雑性)PTSD/鬱』になって
闘病、障害当事者として活動している者です。

第二番札所「誓願寺」

2008年05月16日 17時20分14秒 | バッタモン百寺巡礼
本日は河原町に出る用事があったので帰りに

第二番札所「誓願寺」さんへ行きました。


コンクリート造りのお寺さんです。門を潜ると・・・


このパンフレットにある様な巨大な阿弥陀仏が迎えてくれます。

元々は三論宗という今は日本に無い宗派のお寺さんでしたが、

時代の変転と共に宗派も場所も変わり今は浄土宗のお寺さんです。

で、観音さんは脇に安置されていてしっかりお参りしてきました。

「一言観音」と言うそうで願いを一言で伝えなければいけないそうです。

このお寺で有名なのが、第五十五代住職の安楽庵策伝上人が、

教訓話にオチをつける笑い話を始めたそうで上方落語の祖といわれて、

落語会などあるそうです。

芸道の向上を願うお寺でもあるようで扇塚などもあります。

以下朱印です。


第一番札所六角堂頂法寺


第二番札所新京極誓願寺

まぁ、ゆっくりやります。



新シリーズ 『洛陽三十三所巡礼』

2008年04月30日 00時25分17秒 | バッタモン百寺巡礼


新シリーズ『洛陽三十三所巡礼』開始です

第一番札所六角堂頂法寺です。

前にも行きましたが、改めての巡礼です。

この六角堂、単立といってどこの宗旨にも属してないんです。

ですから『洛陽~』のホームページにも宗派は『単立』と書いてあります。

これは調査の余地有りですね

この三十三所巡り元々は、『西国三十三所巡礼』なのですが、あまりにも広範なので、

洛陽に凝縮したのが洛陽三十三所なのです。

時代の変転と共に戦火に見舞われて寺社も変わったのですが、

現在は、HPを見てもえばお解りの通り、お寺さんだけになっております。

今回は、ゆっくりと巡礼しますので遅い更新となると思いますので御了承ください。



妙心寺 大衆禅堂

2008年04月06日 13時29分15秒 | バッタモン百寺巡礼
妙心寺の『大衆禅堂』に行ってきました。

これは、泊りがけで座禅を組もうというもので思い立ったが吉日で行って参りました。

初心者には解からない事ばかり熟練者の方に注意を受けながらの座禅会でした。

事前の説明で警策(けいさく、きょうさく)で一方的に肩を叩かれる事は無く、

お坊さんが、近くを通ったときにこちらが合掌すると叩いてくれる。

ということでしたので、スケジュールでいうと三回座禅を組む機会があったので、

その都度、警策をお願いしました。(決してMではございません)



座禅の作法はもちろんの事、食事の作法も厳しいものでした。

私の隣のベテランのおじさんは(結構頼りにしてたのですが)食事のときに

ご飯茶碗を持ちながらたくわんに箸を伸ばしたときに

思わず自分で『しもた』と言っていました。

一度に二つの事をやってはいけないのです。

この場合、ご飯茶碗を置いてたくわんのお皿を口近くまで持って行って

箸でつままなければいけないのです。

座禅に話は戻りますが、なぜ『座禅』かというと、やっぱり『うつ』なんです。

効果があると何かで聞いたので今回チャレンジした訳です。

ん~癖になりそう




『百寺巡礼』を終えて思う事

2008年03月01日 12時19分32秒 | バッタモン百寺巡礼
今回百寺巡礼も最終回を迎えるにあたって、

たくさん閲覧していただきありがとうございます。

『百寺巡礼』とは云っても数で云うと、6、70の寺社塔頭を巡ったようです。

これほどの数を短期間で(約一年)巡ってみると色々な事が目に入ってきます。

ちょっと、奥歯に物の挟まった言い方ですが、

一を見て十を知ると言うほど優れてはいない私が言うのもなんですが、

目に付くのは、『車』です。

非常にお高い車に乗っておられる住持が多い事です。

ベンツ、BMW、ボルボ、、VW、ルノーなどなど

いくら非課税の宗教法人とは云え、えげつないなという感じは否めません

僧侶といえば倫理的なもの哲学的なものを万人より先にあって

リードするものと思っていた私は、ショックでした。

そこで『私は凡夫である』と開き直られても困るのですが、

『余りにも俗っぽすぎるなぁ。大丈夫か

というのが、私の『百寺巡礼』の感想です。

それと不本意なところで御朱印をもらったこともちょっと悔いが残るところです。

何所とは云いませんが・・・



これで本当に最終回『新・バッタモン百寺巡礼』

2008年02月29日 02時24分00秒 | バッタモン百寺巡礼
前の『バッタモン百寺巡礼』は、終わりましたがもう二冊、

それもあと一箇所残っております。

最後のお寺に選んだ(恐縮ですが)『清涼寺』さんです。

こちらも天龍寺には敵わないにしても広い境内です。

当日は、雪が降っておりました。

嵐電を降りてまず行ったのが天龍寺の塔頭『弘源寺』さんです。

忘れて押していなかった朱印を戴きに。

その足で清涼寺に行ったわけです。


仁王門

縦長なのが特徴ですね。一部改修中でした。仁王門を潜ると正面に本堂があります。


どでかい本堂です。

早速入ってみると御夫婦でお経を上げておられました。

寺務所に朱印帳を二冊預けてお参りと寺宝の見学へ

当寺は、徳川家や島津家と所縁が深いらしく家紋の入った諸道具や

徳川家康の肖像画がありました。ぐるり本堂の裏へ廻ると


お寺の造りでよくある庫裏への廊下


突き当りが『弁天堂』これには『加賀前田家』の家紋が施してありました。

廊下を右に折れると庫裏があり、枯山水の庭がありました。

また、本堂に戻って出来上がった朱印帳を頂、しばし境内を散策

と、目に留まったのは


一切経蔵といいます。お寺によっては、ただ『経蔵』と言ったりもしますが、

中にはお経を納めた輪蔵があり、百円払って回すことができます。

これで、中のお経を読んだのと同じ御利益があるとか・・・

これは、道具は違いますがチベットや中国にも似たようなものがありますね。

で、最後の朱印巡りも終わったところで、

湯豆腐で一杯と想い境内にある湯豆腐屋の看板を見たら凄く高い・・・

諦めて嵐電の嵐山駅へこの頃になると雪の降りも激しくなり、

追われる様に駅へ向かいました。

やっとこさ着いて、乗車


揺られながら満願成った朱印帳を眺めておりました。

前回の二冊は私の両親の為に

今回の二冊は日ごろ世話になっている相棒のと、私の分。

満願叶って、なんだか空虚な感じ・・・

まぁ、とりあえず

満願!満願!

これにて巡礼シリーズ終了