「うつせみ和尚」のお説教

『うつせみ和尚の日記』二件の事故が元で『(複雑性)PTSD/鬱』になって
闘病、障害当事者として活動している者です。

今日はいい月が出ています。話題は違いますが・・・「宗教の時間です。」

2016年10月15日 19時21分10秒 | うつせみ佛教問答

先程帰宅したのですが、ポストを見るとなんだかチラシが入っておりまして、

「また廃品回収かな?」と思って、部屋で広げますと・・・

まさかの『創価学会バッシング』のチラシ。

「ご本尊の真偽云々・・・」正直どうでもいい。

※日蓮の辻説法の図

まっ、ちょっと創価学会の概略をおはなししますと、

もともとは、「日蓮宗→日蓮正宗」という流れがございまして、

その「日蓮正宗の檀家の脱退集団」=「創価学会」ということです。

ざっくりと、話しましたが・・・。

私自身の「物差し」で言いますと、『創価学会は宗教団体では無い』ということです。

だいたいが、「法華宗」を「日蓮宗」と言ってのけるところが気に食わない。

日蓮は法華経を第一と考えたので、「南無妙法蓮華経」と、唱えよ!

と、説いたわけです。

浄土真宗の親鸞は「南無阿弥陀仏」と「阿弥陀経と他二経」をもって、

『浄土三部経』というのですが、

日蓮、親鸞ともに「大衆受け」を狙ったんですな。

「難しいお経は学僧に任せて、お前らはバカだからワンフレーズの方が良いだろ!」

と言うことです ※著者の拡大解釈です。

そこから派生し、傍流となった「創価学会とはなんぞや!?」というところです。

 

 

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柄にも無く「室生犀星」の詩から・・・

2016年10月15日 01時15分54秒 | 「うつせみ和尚」のお説教

ふるさとは遠きにありて思ふもの
そして悲しくうたふもの
よしや
うらぶれて 異土の乞食となるとても
帰るところにあるまじや
ひとり都のゆふぐれに
ふるさとおもひ涙ぐむ
そのこころもて
遠きみやこにかへらばや
遠きみやこにかへらばや


(現代語訳)
ふるさとは遠くにあって思うもの
そして悲しく歌うもの
例え
落ちぶれて 異土の乞食になったとしても
帰るところでは無いだろうなあ
ひとり都の夕暮れに
ふるさと思い涙ぐむ
その心をもって
遠いみやこに帰りたい
遠いみやこに帰りたい

この作者、室生犀星は私の田舎のお隣は石川の金沢市出身です。

三十過ぎで二度目になる離郷。

ただいま、四十過ぎですが今回帰省したときに三十年来通っている中華屋さんの

大将に聞かれました。

「先生(空手道を教えていた為)!もう戻ってこんのかい。」と。

この問題?には、すでに答えが出ているので大将の問いに即答でしたね。

「ん~、無いね。」と。

一度、外に出ると悲喜交々あるもので、田舎独特のさまざまな「土着性」というか、

裏日本独特の「グレーな空」が、全てを物語っているように思えます。

「陰鬱な感じ」なのです。

 

 

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