「うつせみ和尚」のお説教

『うつせみ和尚の日記』二件の事故が元で『(複雑性)PTSD/鬱』になって
闘病、障害当事者として活動している者です。

うつせみ精神世界への誘い 「『1月2日羽田航空機事故』-私のフラッシュバック記」

2024年01月14日 20時03分11秒 | うつせみの精神世界への誘い
元旦の能登地震があって、矢継ぎ早に2日に羽田で航空機事故が起きました。前回のブログでも書きましたが、私の田舎は富山ですし、親戚や友人が石川県にいます。心配やら連絡を取っていたところに2日の航空機事故がありました。ご存じのように(?)私は爆発事故で大やけどをした経験があって、中継やその後のニュースから目を話す事が出来ませんでした。本来は「ストレス源から離れる」というのが鉄則なのでしょうが、じっと見てしまうという衝動をコントロールできませんでしした。2日はTVやネットで状況を見ながら、3日は「初詣行こうかな」と思っていたのですが、どうも床から上がれない。お昼過ぎからムクムクと起きて飯を食っては、また寝るという感じ。気分も重い…。4日は市内をうとろうろして初詣をしましたが、調子はいまいち。5日に仕事始めをしても、帰りに買いものをする気も湧かず直帰。「ん~、どうしたものか?」と考えていて、「この原因がどうやらトラウマからのフラッシュバックらしい」と思って得心しました。そういえば、3日辺りからTVやネットニュースを意識的にか無意識にか避けるようにしていました。ん~成長!(ここに来るまで20年かかりました 笑)9日は精神科の受診で、このことも話ししたのですが、おそらく今までPTSDを扱ったことがなさそうで、医師との関係は「診断書を書いてくれる人」という感じです。
今でこそ、それほど長くフラッシュバックを引きずる事は無くなりましたが、以前は1週間以上起き上がれなかったりすることは当たり前で、起き上がるのはトイレに行くだけ。ということも多かったですね。この時点(1月14日)でも多少気だるさはありますが、生活に支障が出るほどではありません。2日のあの衝撃的な映像を見て、頭の中が勝手に作動して私が事故に遭った当時やその後の辛い治療を思い出させる。最近、よく考えるのは「辛い過去の記憶は増幅されて再現されるのではないか?」とよく考えます。それは私だけで無く、他の辛い経験をした人の話を聞いていても感じます。おそらく、人間の許容を超える体験をした人に限られる様に思います。そのような研究があるのかわかりませんが私の肌感覚や私が接してきた人たちという生の声から感じれることです。



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