「セックス ボランティア」タイトルが衝撃的ですが、
青少年は見ない様に!(ウソ)
青少年も大いに見ていただきたい書籍です。
誰に対して「セックス ボランティア」をするのか?
それは『障害者』であります!
この本では主に『身体障害者』、『知的障害者』を取り上げている。
商売として健常者向けの「デリバリーヘルス」をやっていたオーナーが
一度お客として取った障害者を皮切りに『障害者割引』を敷いて「儲け無し」で営む人。
「一生涯、セックスを出来ないと断念した人が健常者と結婚した障害者」
「障害者専門風俗店」、「女性向け出張ホスト」、「マスターベーション介助者」
オランダの「SAR」ーセックスや添い寝を有料でサービスする団体
オランダは性に対して先進国で有名ですが、『障害者の性』についてもオープンで
また、オープンなりの問題も抱えております。
日本では「障害者に性的欲求は無い」とか「障害者のセックス」にふたをして
見て見ぬ振りをしている風潮が非常に強く、
なにせついこの間まで「旧 優生保護法」で
中絶・断種・避妊を強制させられた人は少なくない。
これは国ばかりではなく、国民の間でもタブー視されていたことは言うを待たない。
著者は「セックス被害者」であることも本書で打ち明けている。
『身体・知的障害者』ばかりでなく、『精神障害者』に対してもフォローが必要だろう。
というよりは『障害者の性』全体の認識を底上げしなければ
なんの解決にもならない・・・
この本、読まずに死ねるか!
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