「うつせみ和尚」のお説教

『うつせみ和尚の日記』二件の事故が元で『(複雑性)PTSD/鬱』になって
闘病、障害当事者として活動している者です。

うつせみ和尚のお説教 「マウント、善悪、誹謗中傷、デマの流布-そんなことで誰が幸せになる?」

2023年08月30日 12時29分40秒 | 「うつせみ和尚」のお説教
久しぶりの「お説教」です。
最近特に上から目線の発言がネットで多く見るようになりましたね。全くもって残念です。ネット上で顔を公開している人は極少ない。『匿名』というのは私の意識だと「世間に訴えたい真実であるけれども、それを実名で公開すると不利益を被る恐れがある」ということ。あくまで私感です。・・・とはいえ、大したことを書いてないけれども私のブログは匿名です。それは私自身の障害の話しや家族のことを結構赤裸々に書いているから。その割にはFacebookと紐付けしてますけどね。
最近顕著に目立つのは「Twitter(現:X)」では露骨で無責任な誹謗中傷、因縁付け、言いがかり、デマ、私感の押しつけなどなど。著名人や残念ながら悲惨な状況になった人の一部からは「法的報復(処置)」があるけど、極々一部で、ほとんどは泣き寝入り。命を絶つ人もいるので看過できない話しです。更に残念なのはそれを傍観する『外野の民』が真実だと信じて、更なる批判が雪だるま式に増加していくこと。こうなれば「脳みそを持たない巨人」です。これは暴走して誰がその暴走を止めることが出来ず、唯一止めることができるのが「他に批判対象が次に移ること」です。まことに残念で馬鹿馬鹿しい話しです。
9月1日は「防災の日(関東大震災の日)」です。関東大震災当日から数日は悲劇が繰り繰り返されました。その中でも朝鮮人に対する「デマ」で多くの人たちが虐殺に遭いました。中には日本人も虐殺対象になっています。(一見して見分けが付かないため)それはデマが元で当時虐殺対象になっていた朝鮮人と間違われて虐殺されたわけですが、しかし今回問題なのは『朝鮮人に対するデマによる虐殺』です。虐殺の根底のあるものは、一方的に日本が統治した朝鮮に対する後ろめたさ。「いつかは報復に遭うのではないか!?」という不安です。それが関東大震災が引き金になって無実の朝鮮人が犠牲になったわけです。無実の日本人も…。
ネットの誹謗中傷と関東大震災時の朝鮮人虐殺は同じラインです。また、第二次世界大戦時のヨーロッパにおけるユダヤ人虐殺はドイツ国民のみならず、ドイツ占領下の国々の国民からも虐待・虐殺を受けました。しかし、戦争が終われば、ナチス支持者は逆に虐待・虐殺対象になり、人々は「ナチス政権下では仕方なかった」という。ネット社会では「みんなが批判しているから悪い人だと思った」、「朝鮮人が井戸に毒を投げ込んだというのを耳にしたから殺した」。この情報源は根拠に欠けるものや不安感がなせる業なのです。
集団心理こそ疑うべきもの、「大勢が一方に向けばその方が怪しい」という考えが必要です。
賢者になれとは言わないまでも「少しの客観性」と「様々な角度からの検証」は必然だと思います。自分の何気ない行動、発言、投稿で傷つく人は必ずいることを肝に銘じながら情報発信しなければならないと良いことです。もしくは発しないこと。ノートに書く程度にしておくことで留めなければないでしょう。


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