「非常時は人間から理性を失わせる」※うつせみ和尚
東日本大震災の時には避難所から障害者は締め出しを喰らいました。
避難所である体育館の外、校庭、軒下、車中で寝たそうです。
「見えない障害」を抱えている人は避難所の中で自分の障害がバレることを避けて
黙って避難所を後にしたそうです。
復興が進んでも締め出した側の健常者はいつしかそのことを忘れてしまいますが
締め出された障害者の心は傷ついたままです。
今回の新型コロナ禍の世の中、富めるものは買い占めに走り、
生活弱者(障害者を含む)はマスク一つさえ買えずに疫病に見防備なまま
暮らさざるを得なくなっている。
さらに「非常時の差別」も徐々に進んできて、自宅に軟禁された人たちの鬱憤は
子どもや障害者のような抵抗できない人たちに向かっていく。
問題は風評・デマなどをどう裁くのか?判断するのか?
非常時に自分より弱者に対してどう接することができるのか?
そこで人間の値打ちが決まるような気がします。
いしだあゆみ - あなたならどうする
あなたなら、非常時にどうする?
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