川天使空間

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「ありがとう チョビ-命を救われた捨て犬たちの物語」高橋うらら著

2009年08月12日 05時15分19秒 | 創作・本の紹介
うらぴょん様の新作ノンフィクション。
大阪府の北のはし、妙見山のふもとにある動物保護団体アークのお話。

アーク(ARK=Animal Refuge Kansai)は、捨て犬や捨て猫を保護し新しい飼い主をさがす活動をしている。
代表はエリザベス・オリバーさんというイギリス人女性。
ここで保護されたハチやチョビの話が語られる。
虐待されたハチを助けた咲花さん夫妻のこと。
首輪が小さくなって死んでしまう一歩手前だったチョビがなんとすばらしい犬だったのかということ。
阪神大震災で六百匹もの動物がアークの活動によって救われたこと……。
犬たちのかわいらしさとやさしさ、救おうとする人たちのあたたかさにぼろ泣きしてしまった。

うらぴょんさまの「犬たちがくれた音 聴導犬誕生物語」の主人公ハナはアーク出身の犬だった。
そこからアークのことを、捨てられた犬たちのことをぜひ書かねばと思われたのだろう。
ここまできちんと取材して、こんなにすばらしい物語にして読ませてくれるうらぴょんさま。
そしてうらぴょんさまは、ご自分もお忙しいのに、書き手さんたちを「がんばって」と励ますことにも手を抜かない。

アークにも、チョビにも、そしてうらぴょんさまの生き様に勇気をもらえた。

自分が良かれと思うことをせいいっぱいやる。
時には浅はかなことをしでかしてしまうこともあるけれど。
自分を信じて動き出さなければ、優しさは伝わらない。
行動しなくちゃ、と思ったのだった。

なんとか季節風の投稿作品を送ることができた。
8/15締切だと思ってのんびりしていた。
ひでじぃさまに8/10と教えていただき焦って書いた。
夏休み中は次男がちょっと帰省し猫もお風呂に入れた。
さっぱりして、今日からまたびよよよ~~ん (*^ __ ^*)


コメント (6)
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