モンテディオ山形

今年のJリーグ、J2に降格したモンテディオ山形の戦いが面白い。
監督が鹿島アントラーズコーチだった奥野さんに変わり、戦い方も変わった。

これまでは相手の攻撃を全員守備でしのいで戦っていた。
なでしこジャパン女子ワールドカップ、対ドイツ戦のリードしてからの攻防みたいな。
それが今、前線に三人のフォワードを置き、攻撃のチームに変貌しつつある。

で、攻撃に重心が移れば、守備人員は少なくなるわけで。
守備的ミッドフィルダー、いわゆるボランチが重要になってくる。
山形のワンボランチに抜擢されたのが、大卒ルーキーの宮阪政樹。

小柄だけれどごつい身体で、相手のパスをがっつりカット。
素早く前線にロングフィード。
タッチが早いから小気味いい。
するすると前線に上がっては、決定的なパスを出す。
危ないボールには、誰よりも早く戻ってディフェンス。
しかも、コーナーキックやフリーキックも高精度。
（画像は北九州戦でフリーキックを直接決めた宮阪）

で、どんな経歴なのかと調べてみたら……
明治大卒・昨年の明治大サッカー部主将・昨年のユニバーシアードチーム主将。

ってことは……
3年前に私と旦那様は、彼を見ていたのであった。
我が家のサッカーリアル観戦の初戦、天皇杯で山形が明治大に負けた試合。
宮阪は2年生ながら、ボランチでスタメンを張っていた。
モンテディオの黒歴史と思っていたけれど、あの試合が縁で山形に入団したらしい。
人生って、わからないなぁ。

昨日も山形は勝って四連勝（4年ぶりとか…）、創作はうきうき。
今日もびよよよ～～ん　(*^　__　^*)