川天使空間

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活躍中の本たち

2014年05月21日 05時37分05秒 | 小児科
小児科外来は、感染症やアレルギーやワクチン接種の患者さんが多い。
それらだけで終わりの日もあるけれど、一筋縄ではいかない患者さんもやってくる。

看護師さんがカルテに「嘔吐・下痢」とか「40.0度」とか、カードをはさんでくれる。
カードに「相談」とあるのが、たいてい一筋縄ではいかないもの。

「もうすぐ宿泊研修なんですが、毎晩おねしょを…」
「夜泣きがやまなくて…」
「落ち着きがなくて、園でトラブルばかり…」
「目をパチパチさせて、体を動かして声まで出るんですが…」

夜尿症など、やり方のルーチンがあるものはやりやすい。
でも、診療時間内で指導しきれないものが多くて。

そんな時活躍しているのが、これらの本たち。
お母さんに簡単に説明・指導をしてから、「お貸ししますから読んでみてくださいね」と本を手渡す。

特に、ADHDのペアレントトレーニングの本は、ADHDじゃない子の子育てにもすごく役立つ。
お母さんが本に書いてあるとおりにしっかりやろうとすれば、何ヶ月もかかる。
貸し出し中が多いので、この本は複数冊置いてある。

数ヶ月後に「勉強になりました」と返していただくとき、ああ本の力ってすごいなといつも思う。
どの子も、以前より安定しているのだもの。

わかりやすく、力になる本を書くこと。
創作も大切だけれど、それもひとつの私の目標。

力を抜いて書くと、力を抜いて動くと、疲労感が少ないな。
今日もびよよよ~~ん (*^ __ ^*)

コメント
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